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今日の
木の名言
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12月16日
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1.
草木(そうもく)のむしむしすなり蟻の変
(
下村槐太
)
2.
木の枝を伸び放題にしておくと咲く花も咲かなくなってしまう。
剪定(せんてい)が行われるゆえんである。
切った枝のあとからは若枝がいくつも出てくる。
言葉の枝も切るとそこからいくつもの連想の新芽が出る。
それで表現に立体的多元性ともいうべきものが具わるし、表現の生命も強まるのである。
(
外山滋比古
)
3.
猫柳ほどには君を慰めえず
(
藤井あかり
)
4.
晩秋や風樹の中の一ベンチ
(
大野林火
)
5.
寒木(かんぼく)に耳あてて何を聴かうとする
(
三橋鷹女
)
6.
一本の美しく頑丈な木ほど
神聖で、模範的なものはない。
(
ヘルマン・ヘッセ
)
7.
木葉髪(このはがみ)馬鹿は死ななきや直らねえ
(
金子兜太
)
8.
夏夜(かや)更(ふ)かすわれは葡萄の木汝(な)はその枝(え)
(
下村槐太
)
9.
おき上る草木の影や夏の月
(
五升庵蝶夢
)
10.
吉凶に愕(おどろ)きやすく木葉髪(このはがみ)
(
京極杞陽
)
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