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今日の
痛み・苦痛の名言
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10月2日
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1.
人間の「苦痛」という奴だけは、量るわけには参りません。
「苦痛」こそはまさに、絶対。
「苦痛」こそは、ありとあらゆる木に咲く花咲爺(はなさかじじい)の花の灰、ぼくのまぼろしに一掴(つか)み叩きつけてやる目つぶしの一撃でございます。
(
寺山修司
)
2.
ひとたび一人の愛にまき込まれても、
憂いや頑なな苦痛を保持しないようにすべきである。
なぜならば、
初めの傷を新しい刺激を加えてまぎらし、
傷の新しい内に、移り気な愛で気まぐれな振舞いをして治療し、
心の動きを他に転じ得ないならば、
傷は活発となり、
育むことによって痼疾(こしつ)化し、
日毎に狂気はつのり、
苦悩は悪化するばかりだからである。
(
ルクレティウス
)
3.
他人が自分よりもすぐれていることによる苦痛は、
自分自身の努力と結びついていれば、
競争心である。
しかし、この苦痛が
自分よりすぐれた人を引きずり下ろしたい
という意欲と結びついていれば、
それは嫉妬である。
(
トマス・ホッブズ
)
4.
ひょっとして、人間が愛するのは、泰平無事だけではないかもしれないではないか?
人間が苦痛をも同程度に愛することだって、ありうるわけだ。
いや、人間がときとして、恐ろしいほど苦痛を愛し、夢中にさえなることがあるのも、間違いなく事実である。
(
ドストエフスキー
)
5.
青春は、友情の葛藤であります。
純粋性を友情に於(お)いて実証しようと努め、互いに痛み、ついには半狂乱の純粋ごっこに落ちいる事もあります。
(
太宰治
)
6.
あなたのやさしい眼のなかにある涙
きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦
ぼくたちの世界にもし言葉がなかつたら
ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう
(
田村隆一
)
7.
この世には「羨(うらや)ましい、妬(ねた)ましい人」は一人も居りません。
苦しみ、悩み、痛みを大なり小なり抱えて居ない人は、この世には誰一人として存在しないのですから。
(
美輪明宏
)
8.
後では何時(いつ)でも後悔された。
それなのに孤独に浸ることは、
亦(また)怖いのであつた。
それなのに孤独を棄てることは、
亦出来ないのであつた。
かくて生きることは、
それを考へみる限りに於(おい)て苦痛であつた。
(
中原中也
)
9.
苦痛、困難を回避しようとすることが、かえって自分の悩みを増しているのではないか。
辛さを回避しようと思うから悪あがき(による苦しみ)が生まれる。
(
永野治
)
10.
やさしい人になるための道は、決して平坦ではありません。
あらゆる経験をして、すべての人の気持ち、すべての痛みや苦しみ、喜びや愛も理解できるようになったときにはじめて、本当の意味で「やさしい人」になれるのです。
(
江原啓之
)
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