名言ナビ
→ トップページ
今日の
井上ひさしの名言
☆
9月3日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
いい芝居ですと(=いい芝居をすると)、お客様は本当に神様で、生まれたての赤ん坊みたいな顔で、ずーっと、ゆっくり帰っていく。
(
井上ひさし
)
2.
英雄的独裁者のあらわれる時を
すこしでも先へのばすためにも、
わたしはドジで間抜けな主人公を
次から次へとつくり出して行かなくてはならない。
それらの主人公たちが、
疲れた人たちの疲労をやわらげるのに、
ほんのすこしでも役に立てば、
これこそ作家冥利につきる。
(
井上ひさし
)
3.
作者本人が気に入らないのに、観客に気に入ってもらえるなんて、そんなうまい話は転がっていません。
お菓子の職人さんでも、仕立て屋さんでも、皆同じだと思います。
「あっ、失敗した」というやつをお客さんに出したら、必ずお客さんに見破られるのです。
(
井上ひさし
)
4.
どうして殴ったかなんていうことは書かずに、いきなり核心に入っていく。
「私はどうも亭主を殴る癖がある」と、ポンとはじめる。
(
井上ひさし
)
5.
すべての虚を衝(つ)き、また衝き、さらに衝き、ここに呆れ果てるほどの根気をひとり白熱しつつ注ぐほかはない。
そうして死にぎわにたったひとつのこと、虚を衝くことに白熱しつづけた自分を肯定できれば、それで生まれた甲斐があったというものだ。
(
井上ひさし
)
6.
わたしたちには、これまでに書かれた書物をできるかぎり読破し、そういう努力の上になにかましなことを一つ二つ付け加えて、その書物の山を後世に伝えるという役目もあるのではないか。
(
井上ひさし
)
7.
世の中は巧妙にして複雑であるから、
いつの間にかある権威が
しかつめらしく大真面目に、
他の分野や、わたしたちの生活にまでその爪を伸ばし、
こっちの自由を押さえつけにかかるときがある。
(
井上ひさし
)
8.
難しいことをやさしく、
やさしいことを深く、
深いことをゆかいに。
(
井上ひさし
)
9.
買ってすぐに読まないでも、机の横に置いておけばいいんです。
不思議なことに、ツンドクをしておくと自然にわかってくるんですね。
「これ読まなくていいや」とか、「これは急いで読まなきゃいけないな」とか。
だから、ツンドクは案外にいい整理法じゃないかなと思うんです。
(
井上ひさし
)
10.
お客様と作り手たちとは、自分たちではハッキリそうと意識しておりませんが、現在の、この時代の要請をうけて、文化の中継走者の役を果しているのではないでしょうか。
(
井上ひさし
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ