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今日の
本・書物に関する名言
☆
10月10日
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1.
(現実を)一度にまるごと掴みたいという願いは、
どんな時代でも、
人間の底に潜んでいるものである。
それが潜んでいるために、
私たちは、
大思想家の書いた立派な書物に出会うと、
それが現実の全体の隅々まで照らしてくれるかのように考えてしまう。
(
清水幾太郎
)
(
Shimizu Ikutarou
)
2.
書物好きは
書棚によって自分を表現する、
といってよい。
原稿用紙やキャンバスや楽器や舞台だけが
自己表現の場ではない、
書棚でだって
人は己れを現わすのだ、
と小生は考える。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
単語(=語彙〔ごい〕)」の数をふやさなくてはならない時期の学習は、
単語は(辞書を)引くのではなく
まず覚えることこそ肝心で、
従って学習書にはそれが用意されていなければならない。
(
千野栄一
)
(
Chino Eiichi
)
4.
本を買うということは、
その本を「未来に読む」という
ひとつの約束のようなものを買うことだった。
(
吉田篤弘
)
(
Yoshida Atsuhiro
)
5.
本は自分を読み出す道具なんです。
小説や詩はそのためにあるんです。
(
菊地信義
)
(
Kikuchi Nobuyoshi
)
6.
いい本を作ることはできても、
売れる本を作るのは難しい。
(
宮西達也
)
(
Miyanishi Tatsuya
)
7.
書物のなかったあるいは少なかった時代の人間のほうがはるかに利口であったような気もするが、これは疑問として保留するとして、書物の珍しかった時代の人間が書物によって得られた幸福の分量なり強度なりが現代のわれわれのそれよりも多大であったことは確かであろう。
(
寺田寅彦
)
(
Terada Torahiko
)
8.
本は心の中で変えられる。
どの本も水中花みたいなものでね、頭の中で水にひたって開いていく。
映画との違いを言えば、本は非現実ということかな。
頭の中で開いて、やっと実現する。
それで自分のものになる。
だから人によりけり。
(
レイ・ブラッドベリ
)
(
Ray Bradbury
)
9.
本というものは、
僅(わず)か数行でも役に立てば、
それだけで十分ねうちのあるものだ。
(
津田左右吉
)
(
Tsuda Soukichi
)
10.
書店の平台や棚に
「いい本だな」と目を誘われる本に出合う時がある。
手に取って眺め、頁を繰るうちに
目に止まる数行を読んでいる。
手の内で表紙は
すでに深く馴染んだ物でもあるような感触を生んでいて、
放せない。
(
菊地信義
)
(
Kikuchi Nobuyoshi
)
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