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心持ち、心・気・精神の持ち方/持ちよう
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401.
苦い真実を語るときには、
人当たりの良い態度を心がけるべきだ。
(
バルタザール・グラシアン
)
(
Baltasar Gracian
)
402.
夫婦のうち人間としてエライほうが、
相手をコトバによって直そうとしないで、
相手の不完全さをそのまま黙って背負ってゆく。
夫婦関係というものは、
結局どちらかが、
こうした心の態度を確立する外(ほか)ないようですね。
(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
403.
尊敬するということは、
ただ懐手(ふところで)で眺めているということではなくて、(中略)
薄紙一重(ひとえ)もその間に入れないところまで
迫っていく態度です。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
404.
人の話を聞くときは、
後ろの方で聞くと、
どうしても批評的になりやすいものです。
(中略)これに反して、
一番前の席で聞くのは信受の態度です。
そこで諸君らも、
講演などを聞かれる際には、
なるべく前の方の席で聞かれるがよいでしょう。
(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
405.
(一)原則的には、各自が自己の実力相応の学校を志望すること。
ムリをしないこと。
(二)ただし、いったん入学した以上は、全力投球の態度で、優秀な成績で卒業すること。
(三)就職については、世間的な流行や収入などを第一とせず、自分の本性に適した仕事を選び、終生それに没頭邁進すること。
以上の三ヵ条を正直に守れば、
相応な人生の幸福に恵まれることを、
親自身が堅く信じて疑わないこと。
(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
406.
人の長たる者にとって、
いちばん大切な心得は、
「無私」の精神。
そしてこの「無私」の精神は、
やがてそれが人々に対するとき、
「公平」な態度となるのであり、
いわゆるえこひいきというものがないということです。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
407.
われわれ人間というものは、
すべて自分に対して必然的に与えられた事柄については、
そこに好悪(こうお)の感情を交えないで、
素直にこれを受け入れるところに、
心の根本態度が確立する。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
408.
結婚においていちばん大事なことは、
決心と覚悟ではないか。
そこには相手の態度のいかんにかかわらぬという趣があるからだ。
それに対して、
愛情とか信頼という言葉は
ともすれば何か「甘さ」を含んでいると考えられる。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
409.
「あの人はたいへん誠実な人だ」という場合は、
「あの人は正直な人だ」というよりも、
いっそうその人の人生に対する態度が窺(うかが)われる。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
410.
哲学というのは一切の現象を批判の対象とするような、生活の一種の態度そのもの、或いは少なくとも思想の態度そのものを意味する。
(
戸坂潤
)
(
Tosaka Jun
)
411.
経験浅い者には諭(さと)せ。
人のなかには時々さほど重要でない事を持って来て話す人がある。
そうした時には、自分はいつも威張って先方を侮(あなど)る態度になりがちであるが、これは大変よくないことである。
その人はまだ経験も浅く、そのために急でないつまらぬ事を大切な事と思いこんでいるのである。
そのような時には、穏やかな顔をし、色々喩(たと)を引いて諭してやるのがよい。
威張った態度で彼に応対することは、自分の徳を損なうことになる。
(
佐藤一斎
)
(
Satou Issai
)
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