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[ 名言 ]
笑ってなけりゃ、元気も出ないよ。

[ 出典 ]
アニメ『アイシールド21』
瀧鈴音のセリフ

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[ 意味 ]
笑っているから元気が出る。

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[ 解説 ]
人は、嬉しい時や楽しい時には、嬉しそうな顔や楽しそうな顔になってしまうものです。
逆に、悲しい時や辛い時には、悲しそうな顔や辛そうな顔になってしまいます。


■感情や気持ちを顔に出すことは、人にとって自然なことです。
それは、心の中であふれそうな感情や気持ちの放水路の役割を果たすからです。
もし、その放水路を堰(せき)止めてしまえば、心のダムからあふれ出た感情や気持ちが、濁流となって一気にダムの外へ流れ出し、人の心の中は大混乱に陥ってしまうでしょう。


■心の中が混沌となってしまうと、人は正常な判断や的確な判断ができなくなります。
たとえ、嬉しいことや楽しいことによる増水でも、心のダムの水位を超えてしまうのは、日常生活を送る上で決して好ましいことではないのです。
そこで、人は表情という放水路を用意して、心のダムの水量をうまく調節しているのです。


■面白いことに、心のダムの容量は人によってかなり差があります。
感情がすぐ顔に出る人は、容量が少ない人です。
一方、感情がほとんど顔に出ない人は、容量がかなり多いのでしょう。
中には、容量はまだあるのに、放水路の門を全開にして、つねに感情を垂れ流している人もいます。
それは、感情を表に出すことで「快感」を感じているからです。
逆に感情を表に出すことを「不快感」「恥」と感じる人は、放水路の門をピッタリ閉じて、一切感情を表に出そうとしません。
このあたりが人の個性を表していて、実に面白いのです。


■ところで、軍隊や企業などの巨大な組織においては、感情を表に出すことはあまり好まれません。
感情は本人や周囲の冷静な判断を妨げるだけでなく、組織の秩序を乱すからです。
その為、訓練や研修などによって、ダムの基本容量を大きくすることが行われます。
また本人も、日頃からダムの容量を大きくし、同時に放水路の門をピッタリ閉じれるよう、自己鍛錬に励むのです。


■映画やテレビで、兵士が上官から「感情を表に出すな!」と叱られる場面があります。
戦場において、感情は冷静な判断を妨げます。
だから常に冷静でいなければならない。
そのためには、どんなに怒りや悲しみで心のダムがいっぱいになっても、放水路の門を堅く閉じ、感情が流れ出すのを防がなければならない。
しかし、そのままではダムからあふれ出てしまいます。
さあ大変です。
その時面白い現象が現れます。
心のダムの容量が「一時的」に大きくなるのです。
ダムが容量が大きくなった結果、外にあふれ出しかけた感情は全て収められ、沈静化します。


■表情は放水路を通じて心のダムにつながっています。
表情を抑えれば、放水路は閉ざされます。
ダム内の流れは止まり、心の状態も静かになります。
もし心のダムの容量がいっぱいになれば、容量は一時的に大きくなって、やはり心の沈静化へと向かいます。


■逆に、表情を出せば、放水路は開かれます。
その勢いでダムの中に流れが生まれ、心の状態も活性化します。
もし放水路に流す感情が少なければ、心のダムの容量は一時的に小さくなってまで、流れを生み出そうとします。


■このように表情は心の状態とシンクロしているのです。
悲しみにひたりたければ、泣きましょう。
悲しみを忘れたければ、泣くのをやめましょう。
元気を出したければ、笑いましょう。
(ながれおとや)


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