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今日の
吉行淳之介の名言
☆
12月12日
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1.
女の場合は惚れると、
芯からそれに没入してしまって、
そのことしか考えなくなるけど、
男っていうのはそれが刺激になって
仕事ができる、
というふうにできている人が多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
ある意味では、
娼婦というのは嘘の塊りのようなところもある。
しかし失うものを少ししか持っていない彼女たちとの会話は、
むき出しの人間と人間との会話になり、
裸の心を触れ合わす心持になる場合もしばしば起こる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
(このごろの候補作は)
まず対象を見据(す)えることまではできている。
ところが、それをすぐに作品化してしまおうとし、
しかもその速成をごまかすために、
小むつかしい言葉とか言いまわしに頼る。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
ドンファン型の男は、
敵の城を攻略するまでのプロセスに
愉しみを見出す。
その城が難攻不落であればあるほど、
それを攻め落すまでの道中に、
心の震えるほどの歓びを感じる。
極端な場合には、
攻略するプロセスだけで充足して、
攻め落した城に乗りこもうとはしない例もあるくらいだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
女との付き合いは、
相撲で言えば七勝八敗だと。
“七勝八敗の美学”というのは大切にすべきだと。
一つ負け越す美学というのは、
そこがいいところなんでね。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
人は意識しているにせよ無意識にせよ、
自分の理想とする異性を探し求めている。
ある学者はこの状態を
「恋愛予備状態」と名付けているが、
つまり恋愛のための火薬樽(だる)を持ち歩いている状態である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
「おふくろの味」というものは、
食べものをたべさせる相手にたいする愛情が染みこんでいるために、
そう名付けたい味わいが出てくる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
カマキリの雄は、
交尾が終ると雌にムシャムシャ喰われてしまい、
雌のための栄養物となりかわる宿命を背負わされている。
そして人間の男性は
威勢よく女性を組敷く形をとったりしているものの、
その実態はカマキリの雄に異(ことな)らない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
いわゆる進歩的女性の意見というのは、
自分たちの特権を放棄するもので、
自分で自分の頸(くび)を締めているようなものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
あいびきの形をみれば
その二人の恋の様相がはっきり分る。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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