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今日の
吉行淳之介の名言
☆
11月28日
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1.
その人間の思い描く恋人の像というのは、
きわめて自分勝手につくり上げたものであって、
実際の相手との距離が大きい場合が多い。
要するに、
自分自身のつくり上げた像を、
撫でたりさすったりして
悦に入っているわけだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
女の涙は男の態度を甘くするわけだ。
しかし、甘くなるのは態度だけで、
心まで甘くなることは、
このごろではあまりないとおもわれる。
「よしよし、分かった。
もう泣くんじゃない」
などと慰めながら、
じつは男性は腹の中が煮えくりかえっている場合が多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
現代を書くということについては、
現代というものの中で一生懸命生きていれば、
その人間を書けば現代が出てこざるを得ない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
人は誰でも
劣等感を抱いたまま墓穴に入るものなのだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
私は、人ごみにもまれているとき、
不意にエアーポケットのようなものに落ちこんだ気分になることがある。
「群衆の中の孤独」を求め、
瞬間的に(その心理空間に)落ちこむのは、
都会生活者にとっての、
一種の生理的要求のようなものではないだろうか。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
自分自身の立居振舞にたいして、
極端に審美的な眼を持つと、
他目(よそめ)にはエゴイストではないように見えてくる場合もあるが、
それも結局はエゴイズムから出てきていることさ……。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
どんな人間でも、
限界のない人間はいない。
限界があることに、
失望しすぎないことが必要だ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
痛いところを突(つ)かれるのは、
かえって精神衛生に良いのかもしれない。
痛くないところをつつかれると、
苛立(いらだ)つ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
女性を誘ったという外見を手際よく作りながら、
女性の奥に押し隠された願望に触れてくれる男性を、
彼女たちは好む。
彼女たちは、
周囲にたいして、あるいは自分自身にたいしての
弁解を用意しておきたいのだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
若い女がある時期に、
男につかまえられるふりをして男をつかまえるが、
その時期に
全エネルギーをあげていい女になろうとする。
そうすると医学的にいえば、
副腎ホルモンの分泌がよくなって
目がキラキラして、
肌のつやも良くなってくる。
その時期には、ふだんよりずっと綺麗になる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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