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今日の
吉行淳之介の名言
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4月29日
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1.
「浮気」という言葉が
「長つづきしない男女関係」
というニュアンスを多分に含んでいるとすれば、
それは「恋」というものの構造自体にも
含まれていることなのである。
したがって、
「本気の浮気」というような言葉も、
存在してよいものなのだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
人が生きてゆく上で、
一つの時代の風俗の流行に手むかうことは、
なかなか困難なものですよ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
最後には、
ある程度広い範囲の共感を掴み得るにしても、
まず狭く狭く追い込まれるのが、
文学にたずさわるものの宿命である。
いや、そういう状態になったところで、
文学というものに対する眼が開くのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
意識下の世界で蠢(うごめ)くものを
無いことと同じに考えることが、
一つの問題を解決しようとする男と女との話合いを混乱させ、
(二人とも)狭い地点に釘付けになって
動きが取れなくなるのだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
もともと金のない人間が、
金をおしむのは当たり前のことで、
すこしも「ケチ」ではない。
むしろ、金のないのに威勢よく払う行為の方が、
「必要以上」のことで、
それは虚栄につながってくる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
恋する人間は
しょっちゅう相手のことばかり考えているようでいて、
じつは自己中心から離れられないのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
女の涙は男の態度を甘くするわけだ。
しかし、甘くなるのは態度だけで、
心まで甘くなることは、
このごろではあまりないとおもわれる。
「よしよし、分かった。
もう泣くんじゃない」
などと慰めながら、
じつは男性は腹の中が煮えくりかえっている場合が多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
トクにならぬ仕事に入ろうという人たちには、
風変わりな人物はいても
悪人はいない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
(私の)本当の敵は、
文学に愛情をもっている人間の中にはおらず、
ほかの世界にいるのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
劣等感は、
自尊心が傷つくことによって、生まれてくるもので、
あまりに力のかけ離れた相手にたいしては、
力くらべをしようという気持は起こらず、
自分の負けるのがあたりまえという心持になる。
こういう場合には、
自尊心は介在する余地がない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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