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今日の
山本周五郎の名言
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9月11日
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1.
水を流そうと思うなら流そうと思う方を水の在る場所より低く掘らねばならぬ。
「流れよ!」と云った丈(だけ)では 水は流れはしない。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
2.
きびしい生活のくびきのなかでは、
どんな愛情も傷つかずにはいないし、
お互いに飽きるほうが
もっと早いかもしれない。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
3.
夫婦の情事は
空腹を満たすものではない、
そういうものとはまるで違うのだ。
単に男と女のまじわりではなく、
一生の哀楽をともにする夫婦のお互いを
むすびつけあうことなのだ。
そのむすびつきのうちに
お互いを慥(たし)かめあうことなのだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
4.
人間の生きかたは一つしかないんだ。
貸方(かしかた)になるか
それとも借方(かりかた)に廻(まわ)るか──
大事なのは金ではなく、
金のどちら側へ立つかなんだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
5.
植えた木は
或(あ)るところまでは思うように育つ、
秀(ほ)の立ちかたも枝の張りかたも、
こっちの思惑どおりに育つけれども、
或るところまでくると手に負えなくなっちまう、
自分で引いて来て移し、
大事にかけて育てた木が、
みるみるうちに自分からはなれて、
まるで縁のねえべつな木になっちまうんだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
6.
幾十万人といる人間の中から、
一人の男と女が結び付くということは、
それがすでに神聖で厳粛だ、
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
7.
あやまちのない人生というやつは味気ないものです、
心になんの傷ももたない人間がつまらないように。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
8.
人間は
よき社会生活をしようと苦心しながら、
却(かえ)って大きくは
滅亡に向かって奔走(ほんそう)しているようにしか思えない。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
9.
眼に見える事だけを見ると、
ばかげていたり徒労だと思えるものも、
それを繰返し、やり直し、積みかさねてゆくことで、
人間でなければ出来ない
大きな、いや、値打のある仕事が
作りあげられるものだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
10.
人の一生はながく、
つねに平穏無事ではない、
静かな春もあれば、
夏の熱暑もある、
道は嶮(けわ)しく、
風雪は荒いと思わなければならない、
この世は花園ではないのです。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
11.
世間からはみだし、
世間から疎(うと)まれ嫌われ、
憎まれたり軽蔑されたりする者たちは、
むしろ正直で気の弱い、
善良ではあるが才知に欠けた人間が多い。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
12.
(小説は)
現実の生活では得られない情緒や感動を、
現実よりもなまなましく、
──ときには肉体的にまで、
──経験することができる。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
13.
貯蓄というものは、
ある家庭が、生活に必要なものを(手に入れるために、金を)充分に使い、
生活をエンジョイする方面にも(金を)充分に使い、
そうして余ったものを貯めるのが、
貯蓄だ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
14.
金銭というものは、
あってしばしば便利である。
しかし、なければ絶対に生活できないものではない。
ただ生活するのには、
便宜(べんぎ)上あるほうが、たまたま便利である、
という程度のものであると思う。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
15.
花を咲かせた草も、
実を結んだ樹々も枯れて、
一年の営みを終えた幹や枝は裸になり、
ひっそりとながい冬の眠りにはいろうとしている。
自然の移り変りのなかでも、
晩秋という季節のしずかな美しさはかくべつだな。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
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