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今日の
山本周五郎の名言
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7月29日
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1.
花を咲かせた草も、
実を結んだ樹々も枯れて、
一年の営みを終えた幹や枝は裸になり、
ひっそりとながい冬の眠りにはいろうとしている。
自然の移り変りのなかでも、
晩秋という季節のしずかな美しさはかくべつだな。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
2.
人間って悲しくなくっても、
ときどき泣かないと
躯(からだ)に悪いんじゃないでしょうか。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
3.
人間のすることにはいろいろな面がある。
暇にみえて効果のある仕事もあり、
徒労のようにみえながら、
それを持続し積み重ねることによって
効果のあらわれる仕事もある。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
4.
人間はみんな変る。
伸びてゆく者もあり
外れたり倒れたりする者もある。
決して同じ状態に停(とどま)っていることはない。
しかも人間は
いつも変らない状態を求める。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
5.
人間は弱いものだ、
罪を犯した者が、
その罪を隠蔽(いんぺい)するために重ねて罪を犯す、
……初めに犯した罪をつぐなう勇気のない者は、
必ず次ぎ次ぎと、
段々に重く、大きな罪を重ねてゆく、
そこに弱い人間の悲しさがあるんだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
6.
人間は
よき社会生活をしようと苦心しながら、
却(かえ)って大きくは
滅亡に向かって奔走(ほんそう)しているようにしか思えない。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
7.
広範囲の読者を対象とすれば、
叙述や描写は独りよがりでは済まされない、
そこには相当な努力が入用(いりよう)になってくる。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
8.
(仕事で)人並なことをしていたんでは
満足に生きることはできない。
いくらかましなくらしをしようと思えば、
人にまねのできない仕事、
誰も気づかないくふう、
新しい手、
といったものを作り出さなければならない。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
9.
世間はこういうものだ、
などということを、
したり顔で口にするようになってはおしまいだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
10.
善と悪、是と非、愛と憎しみ、寛容と褊狭(へんきょう)など、
人間相互の性格や気質の違いが、
ぶっつかり合って突きとばしたり、
押し戻してまた突き当ったり、
休みなしに動いている。
こういう現実の休みない動きが、
人間を成長させるのだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
11.
苦しいときほど
人間がもっとも人間らしくなるときはない。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
12.
百のものを百に切廻(きりまわ)すのは
個人の家政で、
百のものを千にも万にも活かして働かすのが
政治というものだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
13.
幸運を望む男よ、
お前が三つしか事を為さないのに
十の結果を望んでいる間は、
幸運は来はしない。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
14.
おしなべて小説なるものには議論はない。
面白いものは面白いし、
つまらないものはつまらない。
批評家がむきになって
「これは芸術的傑作だ」
と証言してくれても、
面白くなければ私は失礼する。
その点は私はごく俗人であるから
無用ながまんは決してしない。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
15.
女というものは、
心にこれときめた人ができると、
その人のために、
なにか秘(ひそ)かに
まごころを尽(つく)したくなるものです。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
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