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今日の
寺山修司の名言
☆
12月13日
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1.
短歌形式がつねに自省をともなった事実信仰を前提にしていたのは「そうであった自分」の呪縛からのがれられなかったからだと言ってもいいだろう。
(
寺山修司
)
2.
母とわれがつながり毛糸まかれゆく
(
寺山修司
)
3.
まだまだ世間体や近所の噂、古い因習や道徳律、
そして損得と安全に捉われて
何もできないでいる若者たちが、
その抑圧と不満を、
スクリーンの中の代理人たちに
晴らして貰っている現実がおおすぎます。
(
寺山修司
)
4.
私たちは、靴屋に靴を作ることを代行させた。
洋服屋に洋服を作ることを代行させた。
コックに肉を焼くことを代行させた。
そして、政治までも代議させることを許してきたのだから、愛したり、悲しんだりすること位(くらい)は自分のために残しておきたい、と思うのだ。
(
寺山修司
)
5.
第二次世界大戦とは、
人類にとっての巨大な忘却の一つだ。
(
寺山修司
)
6.
旅をするのは男、漁や狩りにゆくのも男、そしていつでも「見知らぬ土地」のことを想いつづけているのも男である。
(
寺山修司
)
7.
夏……古典の死
(
寺山修司
)
8.
誰かに何かが足りない、というのでは悲劇は描けないのであって、
真に劇的なる葛藤は、
すべての充足したときにも起こり得る不条理な現実の上に成り立っているのである。
(
寺山修司
)
9.
現代にあって戦争は政治利益の手段として、使命と役割を与えられ、貧困と飢餓にあって、戦いたくないものまで戦わさせられている。
だが、ゲームの本質は、やめたいものは何時(いつ)でもやめる自由を持つことであり、義務づけられるものではないはずだ。
(
寺山修司
)
10.
どんなすばらしい風景も、
人間の想像力を上まわるものではない
ということを知ってしまえば、
「わざわざ出かけるまでもない。」
ということになるのかも知れない。
(
寺山修司
)
11.
ボクサーは自分に勝つ必要なんかない、敵にだけ勝てばいいんだ。
敵と戦わなきゃならん大切なときに、
自分とも戦うなんて、無茶なことだ。
まるで、二人も相手にするようなもんじゃないか。
(
寺山修司
)
12.
美術館は巨大な遺失物収容所である。
世界はあらかじめ人々によって記憶されつくしてしまっている。
だから、「何を忘れるか」だけが問われることになるのである。
(多くのものが)忘れられ、取り残されたものだけが、形態を獲得する。
そして、展示され、美術と名付けられることになるのである。
(
寺山修司
)
13.
賭博が、しばしば人の生き甲斐となりうるのは、それがじぶんの運命をもっとも短時間に「知る」方便になるからである。
(
寺山修司
)
14.
一つのことを信じることは、
べつのことを裏切るということだ。
信じるというのは、
残酷なことなのだ。
(
寺山修司
)
15.
旅行案内書の中の時刻表や名所旧跡の解説が、すぐれた「旅の詩集」であるように、マッチ箱の中や、机の抽出(ひきだ)し、壜詰(びんづめ)の中もまた、旅行者にとっては「異邦」であったりする。
(
寺山修司
)
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