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今日の
寺山修司の名言
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4月4日
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1.
偶然的な運の祝福をゲームにまで止揚(しよう)してみせるのが賭博というものなのである。
(
寺山修司
)
2.
思い出は、個人的な蓄積であるが、ときには疎外された人間たちの失地回復の〈緑の土地〉になることもあり得るのである。
(
寺山修司
)
3.
人間の体ってのは「言葉の容(い)れ物」にすぎないし、出し入れ自由である。
(
寺山修司
)
4.
鏡には、墜落(ついらく)への誘惑がひそんでいる。
一枚の鏡をじっと見ていると、私はその底の暗黒に吸いこまれ、墜落してゆくような目まいを覚えるからである。
(
寺山修司
)
5.
一本の樹は
歴史ではなくて
思い出である
(
寺山修司
)
6.
母とわれがつながり毛糸まかれゆく
(
寺山修司
)
7.
「おまえを育て、かわいがってきたのはこのわたしであっておまえの恋人ではない」という母親だったら、なおさら捨てなくてはいけません。
(
寺山修司
)
8.
友情というのは、「魂のキャッチボール」である。
一人だけが長くボールをあたためておくことは許されない。
受けとったら投げかえす。
そのボールが空に描く弧が大きければ大きいほど受けとるときの手ごたえもずっしりと重いというわけである。
それは現代人が失いかけている「対話」を回復するための精神のスポーツである。
(
寺山修司
)
9.
人生なんて、おどかしっこの肝だめし、
うそがなければほんともなくなる、
仮面がなけりゃ、ほんとの顔も見られないのよ。
(
寺山修司
)
10.
ほらほら、星が出ている。
出ているけど、屋根があるから、ここからは見えない。
だが、見えない星も人生のうちなんだ。
見えるものばかり信じていたら、いつかは虚無におちるだろう。
(
寺山修司
)
11.
過去というのは「死の市」です。
しかも完成品です。
怒りによっては決して復元され得ないみごとな彫刻のようなものです。
(
寺山修司
)
12.
親との対話という名での、血的遺産のリレーを中断し、むしろ親とも「友情」を持てるような互角の関係を生みだすためには、幸福な家庭も捨てなければならないのである。
自分ひとりでも歩かねばならない──むしろ、自分ひとりでこそ。
(
寺山修司
)
13.
魂について語ることは、なぜだか虚(むな)しい。
だが、魂を持たないものには、故郷など存在しない。
(
寺山修司
)
14.
賭博は、
資本主義の富の生産、流通、消費に、
もう一つのシステムを与えるものであり、
ただのレジャーや気晴らしなどでもなければ、
自治体の経済を助ける必要悪などでもない。
(
寺山修司
)
15.
虚構はたやすく見いだされるが、真に「劇的なるもの」は見いだされ難(がた)いというのが、またこの時代の特色の一つになっている。
劇はあるが、劇的なるものはない。
(
寺山修司
)
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