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今日の
寺山修司の名言
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2月5日
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1.
私たちは、遊戯の中に「人生のモデル」を見出す。
それは、テーブルの上で行われる、私たちの「もう一つの人生」であり、比喩である。
(
寺山修司
)
2.
詩は書いた詩人が
自分に役立てるために書くのであって、
書くという体験を通して
新しい世界に踏み込んでゆくために
存在しているものなのだ。
(
寺山修司
)
3.
女はだれでも、運の悪い女は美しくないということを知っているし、男はだれでも必然性からの脱出をもくろんでいる。
(
寺山修司
)
4.
すでに完成した形式に自分をあてはめて、複製品になろうとしている人たちなどは、考古学的な興味をひくにしか値しない。
(
寺山修司
)
5.
美しいものは殺さなきゃいけないんだ。
どんなものだって、一生のうちで一度は美しくなる。
そのかたちを、そのままでとどめなきゃあ。
(
寺山修司
)
6.
地上は限りない戦いのために見えない血であふれています。
(
寺山修司
)
7.
書物……一万語を軟禁してある紙の城。
書物……重さ百グラムの愚者の船。
書物……押し花の犯罪。
書物……声を出さない雄弁機械。
書物……瞑想の紙製飛行機。
(
寺山修司
)
8.
わたしは、人間の「家」というものは、つねに核分裂する宿命をもったものだ、と考えています。
(
寺山修司
)
9.
美しすぎる童話を愛読したものは、大人になってから、その童話に復讐される。
(
寺山修司
)
10.
この世で一番小さな時計は、「まだ生まれない赤ちゃんの心臓」。
振り子の音で目を醒まし、人生をはじめるからです。
(
寺山修司
)
11.
私たちは、靴屋に靴を作ることを代行させた。
洋服屋に洋服を作ることを代行させた。
コックに肉を焼くことを代行させた。
そして、政治までも代議させることを許してきたのだから、愛したり、悲しんだりすること位(くらい)は自分のために残しておきたい、と思うのだ。
(
寺山修司
)
12.
(ネロやヒットラーの)間違いは
彼らが権力者だったことにあるのではなく、
だれかが権力をもちすぎたことにある。
(
寺山修司
)
13.
一ばん古い見世物は、神話の中に見出されるべきだ。
神は、見えない見世物だったのだ。
(
寺山修司
)
14.
可視の現実、日常的な現実としてわれわれが把(とら)えているものが、実は「見える闇」に過ぎないのだということを忘れることはできない。
(
寺山修司
)
15.
男の一生は、いわばその父を複製化することにほかならない。
(
寺山修司
)
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