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今日の
短歌・道歌の名言
☆
5月3日
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1.
色酒の苦き覚えて年行きぬ
(
尾崎紅葉
)
2.
憂きことのなおこの上に積(つも)れかし
限りある身の力ためさん
(
熊沢蕃山
)
3.
美人かと問われて
仲人(なこうど)破顔する
「微笑(ほほえ)む乙女皆美(うる)はし」と
( 顔素貞 )
4.
来山(らいざん)はうまれた咎(とが)で死ぬる也(なり)
それでうらみも何もかもなし
( 小西来山 )
5.
劫初(ごうしょ)よりつくりいとなむ殿堂に
われも黄金の釘一つ打つ
(
与謝野晶子
)
6.
ゆづる葉に寄せにし人の嘆きさへ
今日のあしたに思ふかなしも
(
土屋文明
)
7.
人みなが家(いへ)を持つてふかなしみよ
墓に入(い)るごとく
かへりて眠る
(
石川啄木
)
8.
妻も病めば熱の少なきわれが起き
二人の粥をほとほとと炊(た)く
(
小瀬洋喜
)
9.
たのしみは稀に魚(うお)煮て子等(こら)皆(みな)が
うましうましといいて食う時
(
橘曙覧
)
10.
晴やかな朝かな
何か身のうちに
尊きものを感じてあゆむ
( 竹久夢二 )
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