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今日の
短歌・道歌の名言
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３月２１日
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1.
またしても同じ話に、
孫ほめる、
達者自慢に人はいやがる。
（
仙厓和尚［仙厓義梵］
）
2.
短歌というのは、ある種の類感呪術というか、こっちで一人の男の腹を五寸釘でどんと打つと、向こうの三人くらいの男がばたんと倒れる、ふしぎに呪術的な共同性があって、……怪異なものだという感じがしますね。
（
寺山修司
）
3.
来山(らいざん)はうまれた咎(とが)で死ぬる也(なり)
それでうらみも何もかもなし
（
小西来山
）
4.
金銀は 慈悲と情(なさけ)と 義理と恥
身の一代に 使うためなり
（
一休禅師
）
5.
こころよく
春のねむりをむさぼれる
目にやはらかき庭の草かな
（
石川啄木
）
6.
山寺の鐘つく僧の起き臥(ふ)しは
知らで知りなむ四方(よも)の里人(さとびと)
（
二宮尊徳
）
7.
わが姿たとえ翁(おきな)と見ゆるとも
心はいつも花の真盛(まっさか)り
（
牧野富太郎
）
8.
気は長く、心は丸く、腹立てず、
人は大きく、己は小さく
（
尾関宗園
）
9.
われを知るもののごと吹く秋風よ
来来世世(らいらいせせ)はわれも風なり
（ 伊藤一彦 ）
10.
いろいろの人の思はく
はかりかねて、
今日もおとなしく暮らしたるかな。
（
石川啄木
）
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