名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
12月6日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
愛する(=愛し合う)ことは、互いに弱みを握り合うこと、弱みを押さえ合うことであり、見くびり合うことである。
(
田辺聖子
)
2.
花が生きるのは、こんな風な、丸太小屋みたいな部屋の中なんです。
(
田辺聖子
)
3.
知らないことは「知らない」といい、はじめて聞いて「えっ。
ほーんと」とおどろく、素直な顔、それから、何かに興趣をもったり関心や欲望を持つと、トライしてみようと早速、モリモリとエンジンのかかる顔──そういうのがいい顔であって、だから七十歳の若い顔もあれば、十七、八の年寄顔もいるわけである。
(
田辺聖子
)
4.
人生の事実は単に素材で、
そこから何かを作るのが人間の仕事である。
(
田辺聖子
)
5.
〈また電話するワ〉というのは最高の別れのメッセージである。
(
田辺聖子
)
6.
無垢(むく)は強い。
強い無垢は常識の社会ではしばしば悪である。
それ以上に、毒である。
(
田辺聖子
)
7.
誰にも好かれる人、というのは、
あまり自分の趣味(=好み)に固執しないことが多いもののようだ。
(
田辺聖子
)
8.
ウソを書いてホントになるようにするのが小説である。
(
田辺聖子
)
9.
それにしても、このごろの人間は、人に多きを求めすぎるのではなかろうか。
人と人が心をつなぎ合わせ、仲よくするというのは、相手の好意をむさぼることではないし、相手の欲しないものを好意と思って押しつけることでもない。
(
田辺聖子
)
10.
私の場合、男にたよってよりすがろうとするのは愛とは思えなかった。
少なくとも、それは「愛されること」ではあろうけれど「愛する」ことじゃないのだ。
(
田辺聖子
)
11.
しょせん男は(=女が男を選ぶ際のポイントは)気立てと甲斐性。
(
田辺聖子
)
12.
人間(=個人)の性格は千年たっても変わらない。
(
田辺聖子
)
13.
おちこむ、滅入る、そういうとき、人にグチをいっても、ヤケ酒を飲んでもしようがないのであって、自分がおちこんだときは、自分で這い上がるべきである。
(ようし、まあ、今夜は早く寝ちゃおう)と「気をとり直して」早寝するがよい。
(
田辺聖子
)
14.
人生をうまく生きる人というのは、楽しい口実をたくさん考えつく人である。
(
田辺聖子
)
15.
子供論・教育論は子供のいない人に論じさせよ、
夫婦論は独身者に、
小説作法は小説家よりも読者に書かせろ。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ