名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
11月22日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
花というものは、華やかなものではないんですな、本来、素朴なもんですな。
ですから、飾りたてた部屋には元来、向かんのですよ。
日本間の、何の飾りもない床の間に活(い)けると引き立つでしょう?
(
田辺聖子
)
2.
私の場合、男にたよってよりすがろうとするのは愛とは思えなかった。
少なくとも、それは「愛されること」ではあろうけれど「愛する」ことじゃないのだ。
(
田辺聖子
)
3.
女の欲しいのは、相性のいい相棒だけ、それも自分だけの相棒である。
(
田辺聖子
)
4.
(※女にとって)男もすばらしいけれど、女のひとにも、何ともいえない慕(した)わしい人がいるものです。
生きることはそういう人にめぐりあうための旅でもある。
(
田辺聖子
)
5.
いい友達を持ってる、いうのが、人間のいちばんのお手柄や、思うわ。
(
田辺聖子
)
6.
本音を吐く本人が、吐いてることに自己陶酔して、他人に感動を強いようとする、そういういやらしさを、近頃の小説や短歌に感じる。
(
田辺聖子
)
7.
世間の理不尽に抵抗の炎を燃やすことも、文学修行のひとつである。
(
田辺聖子
)
8.
女の満足感は幸福とイコールである。
(
田辺聖子
)
9.
(※〈男の率直〉は)男を幸福にも立派にもさせず、かえって男を不幸にし、卑陋(ひろう)にしていくこともある。
(
田辺聖子
)
10.
すてきな人のしぐさ、考え方、生き方、お化粧でも着こなしでもどんどんマネをしてぬすんで、その上で、自分自身のよさをみがいて下さい。
(
田辺聖子
)
11.
ココロとココロのむすびつきは食べることからはじまる。
(
田辺聖子
)
12.
この世には二種類の人間がいるのだ。
一つのものをじっくり食べつくす人間と、あちこちかじり散らして、広く浅く知ろうという人間。
(
田辺聖子
)
13.
おなか、すく?
食欲ありますか?
それなら大丈夫、人生はこれからです。
(
田辺聖子
)
14.
あんまり勝ちすぎてしまってはものごと美しくはありません。
黒白をあまりきっぱりつけるのは、こころ稚(おさな)いこと……というより、興(きょう)が削(そ)がれて白けるではありませんか、
すべて何でもたのしくおかしいほどにとどめておかなくては……。
(
田辺聖子
)
15.
上機嫌、なんていうハカナゲな気分は蜃気楼(しんきろう)のようなもので、手につかまえられないからすぐ消えてしまう。
だから多くの人は価値を与えないけど、私は、どんな財宝やどんな卓見や芸術よりも、人間の上機嫌を上においている。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ