名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
10月19日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
バカと貧乏人はあきらめが早い。
(
田辺聖子
)
2.
親が子におカネを使いすぎる、というのも、オトナ国でない証拠。
(
田辺聖子
)
3.
アフォリズムを〈ある発見〉と訳したらどうだろう。
(
田辺聖子
)
4.
ウソをつく方が正直より(事実に)近いこともある。
(
田辺聖子
)
5.
断定、専制がなければ
軍隊は一歩も動かせない。
(
田辺聖子
)
6.
女というものはいったん、言い出したら、あと、決して疑ってみようとはしない。
(
田辺聖子
)
7.
「愛想のよさ」はそのひとの生きる活力あらばこそ、のものである。
(
田辺聖子
)
8.
人生はトシ相応のタカラがゆく手ゆく手に埋められてある。
(
田辺聖子
)
9.
(※オトナが)子供(=小学生から高校生)とつきあうのは感傷や情緒で手に負えるものではない。
(中略)血のつながりは汚くもあるが美しくもあって、肌暖かな逃げ道があるが、全くの他人の関係の場で、オトナとコドモがつきあうのは、むつかしいものなのである。
(
田辺聖子
)
10.
愛もたべものと同じで、旬(しゅん)がある、
塩漬にすれば日保(も)ちはするだろうけれど、もはやたべごろ、というのは失われるのだった。
(
田辺聖子
)
11.
男に負けまいとする女が、かえって女らしい。
(
田辺聖子
)
12.
人が生きるとき、品(ひん)がありつづけるには、かげで品のないこともしなくてはいけない。
(
田辺聖子
)
13.
血(=血縁関係)というのはなつかしくもあるが、薄汚いところもある。
(
田辺聖子
)
14.
(※老いて)ああ、こういうの、以前にもあった、……と思うのは何だか手馴れた温(ぬく)みに漬かっているようで心地よいものだ。
人生そのものが、ようく使いこんで身に合ってきたという風情である。
(
田辺聖子
)
15.
不倫は人生の香水である。
(中略)時々人生にふりかけてたのしむ。
無味無臭の人生でも、むろん生きるのに不都合はない。
でも、いい匂いが立つと、また気分が変わって心が引き立てられる。
しかしそれはいかにもぷんぷんと匂ってはいけない。
そこはかとなく、一瞬、匂い立つ、というものでなくてはならない。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ