名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
10月20日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
取り返しつかんなんてこと、世の中にあるかい。
(中略)取り返しつかない、という考え方こそ、取り返しつかないのだ。
人は、ああも考え、こうも思いして生きてゆくものなのだ。
(
田辺聖子
)
2.
時によって、人生では、約束ごとは、香辛料の役目を果たすこともある。
(
田辺聖子
)
3.
不倫が夫婦より面白いのは、どちらもエエところばかりを見せ合うからである。
(
田辺聖子
)
4.
叱られる、怒られる、咎(とが)められる、責められることによって、人は、自分と違う価値観、人生観に出会い、ビックリする。
そのことで荒波に揉まれて、想像力が養われ、よりやさしくなる。
(
田辺聖子
)
5.
自分は不機嫌だ、と誇示する人は、人もそうだと思わないのだろうか。
自分は移り気だと宣言する人は、相手もそうかもしれないことを考えないのかしら。
(
田辺聖子
)
6.
愛のある結婚、というと何だか構えたコトバでいやなのですが、愛していることに気付いたら、いつもいっしょにいたくなった、それなら結婚しよう、ということになった、というようなことでしょう。
(
田辺聖子
)
7.
わたしはかねがね、女と少年は同じような種族だと思っている。
そこから二股に分かれて、女は女になるだけであるが、少年は男になる。
(
田辺聖子
)
8.
女は敏感を第一の美徳とする。
(
田辺聖子
)
9.
恋愛には批判精神という苦味(ビター)あってこそ甘味は倍加されると思うのだ。
(
田辺聖子
)
10.
フットワークの軽さとは、腰軽(こしがる)・気軽・舌軽(したがる)の三軽をいう。
(
田辺聖子
)
11.
人生の美食家とは、きらいな人と付き合いたくもなく、まわりにいる人にいがみ合われたくもない。
(
田辺聖子
)
12.
命の終わるとき、棺の中へはいりながら、(中略)生き残る人に、シッケイ!
と手をあげて、「楽しかったね」と握手して、またね、といえるような人生でありたいな、などと空想する。
(
田辺聖子
)
13.
世の中では真実がそのまま真実として通らず、それらしく見せかけた真実のほうが、ずっと人々に受容されやすい。
(
田辺聖子
)
14.
私にいわせれば、飽(あ)かないから遊びなのであって、飽くのは、単なるヒマつぶしである。
(
田辺聖子
)
15.
男は小さい嘘をつくが、大きい嘘はつかない。
大きな嘘のときは、ただ沈黙あるのみだから。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ