名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
8月30日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
(※夫婦は)一心同体でも、夫は男であり、妻は女である。
(
田辺聖子
)
2.
不倫(=不倫をしている人)は帰る家があるから、身勝手も喧嘩もできる。
(
田辺聖子
)
3.
自分だけに興味を発動するのが〈手記〉で、周囲の人間に飽くなき関心と分析力をもつのが〈小説〉である。
(
田辺聖子
)
4.
ココロとココロのむすびつきは食べることからはじまる。
(
田辺聖子
)
5.
愛がなくても人間は嫉妬だけは持つ。
(
田辺聖子
)
6.
(※オトナが)子供(=小学生から高校生)とつきあうのは感傷や情緒で手に負えるものではない。
(中略)血のつながりは汚くもあるが美しくもあって、肌暖かな逃げ道があるが、全くの他人の関係の場で、オトナとコドモがつきあうのは、むつかしいものなのである。
(
田辺聖子
)
7.
女に対し、興味しんしんの男は、女をホメたり、女の話に耳かたむけたり、女にホメられたがったりするから可愛げもある。
それが男の力になる。
(
田辺聖子
)
8.
オトナ同士なら、ぶちまけた苦労ばなしをするものではないのだ。
かつ、真の苦労(中略)辛苦を、他人にいって同質の感懐を強いることはできない。
わかる人には、言わなくてもわかるし、わからない人には、言ってもわからないのだ。
(
田辺聖子
)
9.
〈また電話するワ〉というのは最高の別れのメッセージである。
(
田辺聖子
)
10.
ハイ・ミスが老けるのは、自分で、(もうアカン……)と思ったときだ。
(
田辺聖子
)
11.
若い女の好悪(こうお)は、振幅が烈(はげ)しくて、いったんきらいだとなると、情け容赦(ようしゃ)もないのであった。
人間的な共感はふっとんでしまって、ただもう、生理的嫌悪(けんお)ばかりが先に立つ。
(
田辺聖子
)
12.
何たってちょっとひけめがあるっていうのは、お互い、やさしくできるコツの一つみたいな気がする。
(
田辺聖子
)
13.
女は、人を愛するから女なのだ。
(
田辺聖子
)
14.
係累がある、ということは、大なり小なり、この人生で忍耐を学んでる、ということですから、そういう修養を積んだ人とは、つきあいやすい。
(
田辺聖子
)
15.
日本語の乱れ、というのは、むしろ、方言が標準語に吸収され、方言独自の生々(せいせい)発展の力を失い、ひいてはその地域に住む人々の心まで廃頽(はいたい)、萎縮(いしゅく)させてしまう、そのことを指すのではないだろうか。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ