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今日の
田辺聖子の名言
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7月23日
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1.
私たちは(中略)内心はマゴマゴしつつ、うわべはまだ突っ張っているが、自分では若さを失いつつあることを、よく知っている。
しかし「若さ」から「いさぎよく引退」はしたくない。
また、人にもそう思われたくない、その矛盾に不安をおぼえつつ、虚勢を張らずにいられない、そのへんのマゴマゴぶりに私は何ともいえぬ人間の旨味を見出す。
(
田辺聖子
)
2.
私の場合、男にたよってよりすがろうとするのは愛とは思えなかった。
少なくとも、それは「愛されること」ではあろうけれど「愛する」ことじゃないのだ。
(
田辺聖子
)
3.
日本語の乱れ、というのは、むしろ、方言が標準語に吸収され、方言独自の生々(せいせい)発展の力を失い、ひいてはその地域に住む人々の心まで廃頽(はいたい)、萎縮(いしゅく)させてしまう、そのことを指すのではないだろうか。
(
田辺聖子
)
4.
(※椅子取り遊びにたとえると)不機嫌というのは、男と女が共に棲(す)む場合、一つしかない椅子(いす)だと思う。
どちらかがそこへ坐ったら、片方は坐れない。
(
田辺聖子
)
5.
一緒に笑うことが恋のはじまりなら、弁解(いいわけ)は、恋の終わりの暗示である。
(
田辺聖子
)
6.
人生には、すぐ役に立つたのしみと、役に立たぬたのしみがある。
(
田辺聖子
)
7.
ギリギリ決着のところ、(※男は)甲斐性(かいしょう)よりも気立てさえよければ、女は生涯ついてゆく。
(
田辺聖子
)
8.
仲のいい夫婦、親子は嗜好(しこう)も共通している。
(
田辺聖子
)
9.
愛するということこそ、人生の主役であり、愛される、ってことは脇役にすぎないのかもしれない。
(
田辺聖子
)
10.
フツーにしゃべって味が出る、というのは、やっぱりトシやでェ。
(
田辺聖子
)
11.
何でも知ったかぶりをするのはアサハカであるが、
ほんまに、よう知ってることでも、
人に教えるということは、
なまなかにできることやない。
教える、というのは
恥、はずかしいことなのである。
(
田辺聖子
)
12.
ハイ・ミスが老けるのは、自分で、(もうアカン……)と思ったときだ。
(
田辺聖子
)
13.
フットワークの軽さとは、腰軽(こしがる)・気軽・舌軽(したがる)の三軽をいう。
(
田辺聖子
)
14.
本音というのは、だまっているから本音なんですよ。
しゃべるとタテマエになってしまうわよ。
(
田辺聖子
)
15.
うれしいときには食べられず、悲しいときみじめなときに、おなかはすくものである。
(
田辺聖子
)
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