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今日の
田辺聖子の名言
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3月12日
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1.
女は、ヨソの人と同じような形での幸福をのぞみつつ、それでもなお、ひとあじちがう人生を、と考えているのではなかろうか。
(
田辺聖子
)
2.
“生きる”ということは、人と人が笑いあい、扶(たす)けあい、──して、要するに、人生は愛するに足るものだと発見する、それに尽きる。
(
田辺聖子
)
3.
血がつながっているからといって、アテにはならない。
血は分類学的な目安の一つで、それが絶対ではない。
親子や姉妹だからといって、みんな仲がいいわけではないのである。
他人同士の愛情のほうがホンモノで深いことがあるのだ。
(
田辺聖子
)
4.
化粧水もクリームも、
しみじみ、自愛の手つきで使いましょう。
お化粧は決して、
そそくさと事務的にしてはダメ。
また自分自身との対話だから
余人をまじえてはダメ。
(
田辺聖子
)
5.
ニセモノのレストランというのは、礼儀正しいのではなく、いんぎん無礼なのであり、聞いても給仕が料理のことを知らず、関心なく、客をバカにしたりしている。
いきつけの常連ばかりチヤホヤしたりする。
料理がいかに美事(みごと)でもそれはニセモノである。
(
田辺聖子
)
6.
かしこい人ほどアホなことをいうものです。
アホほどかしこそうにいう。
(
田辺聖子
)
7.
率直なことは残酷なことである。
(
田辺聖子
)
8.
花というものは、華やかなものではないんですな、本来、素朴なもんですな。
ですから、飾りたてた部屋には元来、向かんのですよ。
日本間の、何の飾りもない床の間に活(い)けると引き立つでしょう?
(
田辺聖子
)
9.
腹ぎたなくない男、というのは世のタカラモノで、珍重するに足り、愛着するに足る。
(
田辺聖子
)
10.
(※言いたいことに)あんまり大きな中身があるときは、却(かえ)って言葉は空転して、手近なもんで間に合わせることがある。
(
田辺聖子
)
11.
文章というものは、人間の性格がでるものである。
(
田辺聖子
)
12.
教育というのはある部分、どうにも独裁的なものではなかろうか。
(
田辺聖子
)
13.
タベモノなんて少ない目にあるほうが、うまい気ィするのんとちがいますか。
(
田辺聖子
)
14.
地金(じがね)あらわれ、本音で生きるというのも、品のいいことだ。
(
田辺聖子
)
15.
不倫は人生の香水である。
(中略)時々人生にふりかけてたのしむ。
無味無臭の人生でも、むろん生きるのに不都合はない。
でも、いい匂いが立つと、また気分が変わって心が引き立てられる。
しかしそれはいかにもぷんぷんと匂ってはいけない。
そこはかとなく、一瞬、匂い立つ、というものでなくてはならない。
(
田辺聖子
)
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