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今日の
芝居・演劇に関する名言
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2月5日
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1.
人びとは頂上と奈落の差が大きければ大きいほど、その分だけ胸をすっとさせ、魂が浄化されたようなすがすがしい気分になり、退屈な日常へふたたび戻って行く勇気を得るだろう。
いわば人々にとってお道化殺しはきわめつきの祝祭なのだ。
(
井上ひさし
)
2.
作者本人が気に入らないのに、観客に気に入ってもらえるなんて、そんなうまい話は転がっていません。
お菓子の職人さんでも、仕立て屋さんでも、皆同じだと思います。
「あっ、失敗した」というやつをお客さんに出したら、必ずお客さんに見破られるのです。
(
井上ひさし
)
3.
役者はお客様と生で対峙しますから、やはり生の人間のもつ雰囲気(人生)それが大切です。
役者以前の人間としての魅力がものをいうのです。
つまり、その人の人生観、哲学、普段の生活の信条なりがミックスされて、一つの魅力が生まれてくるのではないでしょうか。
その意味で、(役者は)普段が大事だぞと、声を大にして申し上げたいんです。
(
3代目 市川猿之助
)
4.
上手(じょうず)にも悪き所あり、下手(へた)にもよき所かならずあるものなり。
(
世阿弥
)
5.
劇のコミュニケーションの中で〈わかる〉なんてことは、ほんの部分的なコミュニケーションにすぎない。
言語を過信した演劇は、次第に複製化してゆき、結局は台本を肉体に翻案して見せるだけの、虚構で終わってしまうだろう。
(
寺山修司
)
6.
不愉快な出来事があった時は、演劇で用いられる「わきぜりふ」が、怒りの発散に有効だ。
現実の自分からひょいと抜け出して、架空の観客に向かって怒りを吐き出すのだ。
「ねえみなさん、見ました?
(聞きました?)信じられませんよね。……」という具合に。
(
ながれおとや
)
7.
私に言わせれば、「リア王」こそ不条理演劇のもっともすぐれた作品であり、そして現代劇のよい部分はすべて不条理演劇から由来しているのです。
(
ピーター・ブルック
)
8.
あれもしろ、これもしろと言われるより、なんでもやってよいがこれだけはやってくれるなと言われた方が、仕事はしやすいだろう。
そこで、わたしも「…しない一原則」を立てた。
一、座付作者を甘やかさないこと。
わが社の経営方針はこれだけだ。
(
井上ひさし
)
9.
今日の大学は、近代劇のための劇場に換喩(かんゆ)されるならば、さしずめ「教授」は「俳優」である。
(
寺山修司
)
10.
人生は動く影、
所詮は三文役者。
色んな悲喜劇に出演し、
出番が終われば消えるだけ。
(
シェイクスピア
)
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