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今日の
司馬遼太郎の名言
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11月19日
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1.
「親切」というのは、
愛欲などといったような人間の本能とは
べつの系列の感情と行為である。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
2.
人間ほど面白いものがあるだろうか。
たれもが、そう思っている。
ただ進行中の人生に人間をほうりこんだ場合よりは、
時間という秤に人間を載せて、
その質量を全的に見たいと思うときに、
私は歴史小説を読む。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
3.
戦いは、運である。
運がつき、
国をほろぼし、家を絶やすという例は、
本朝(=我が国)にも異朝(=外国)にもめずらしいことではない。
ただ心すべきことは、
最後のふるまいのよしあしである。
これにより、後世への名誉にも恥にもなる。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
4.
衆人がみな善をするなら、
おのれ一人だけは悪をしろ。
逆も、またしかり。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
5.
少年少女が、
いまの一瞬を経験するとき、
過去や現在のだれとも無関係な、真新(まっさら)の、
自分だけの
心の充実だとおもっているのです。
荘厳なものですね。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
6.
(釈迦は)
心は、心そのものがわるいのではなく、
その深奥(しんおう)に一ヵ所人間を苦しませる部分があるとする。
その部分から毒素を分泌しているために、
人間は苦しむのである。
その部分か、あるいは毒素のことを、
釈迦は妄執(もうしゅう)という概念でとらえた。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
7.
婦人ほど男子の志を溶かすものはない。
おそろしいのは、
志の薄弱な市井(しせい)の遊冶郎(ゆうやろう)のみが
婦人におぼれるかといえば、
そうではない。
英雄豪傑のほうがかえって溺れる。
(それは彼らが)多感だからだ。
一種言うべからざるの情において
鉄石の志をも溶かされてしまう。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
8.
人は、大人になると、
子供のころより劣ってしまうのではないか。
子供がもっている
好奇心や物事に無我夢中になる心を
大人になっても多量に残している人間がすくないのではないか。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
9.
議論などは、
よほど重大なときでないかぎり、してはならぬ。
もし議論に勝ったとせよ。
相手の名誉をうばうだけのことである。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
10.
思想というのは要するに
論理化された夢想または空想であり、
本来はまぼろしである。
それを信じ、それをかつぎ、
そのまぼろしを実現しようという
狂信狂態の徒(信徒もまた、思想的体質者であろう)が出てはじめて
虹のようなあざやかさを示す。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
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