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今日の
精神に関する名言
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12月2日
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1.
国家は冷たい存在で
愛の対象たりえない。
その一方で、
愛の対象たりうるいっさいを抹殺し解消する。
かくてわれわれは
国家を愛せよと強いられる。
ほかに(われわれの愛の対象たりうるものが)なにも存在しないから。
これこそ現代人に課された精神的な呵責(かしゃく)である。
(
シモーヌ・ヴェイユ
)
2.
生の始まりは化学反応にすぎず、
魂は存在せず、
精神は神経細胞の火花にすぎず、
人間の存在はただの記憶情報の影にすぎず、
神のいない無慈悲な世界でたった一人生きねばならぬとしても…
なお…なお我は意志の名の元に命ずる。
「生きよ」と!
( 漫画『銃夢』 )
3.
(戦争国において)母性のイメージは、死と破壊のイメージを補完し、社会的な精神状態を安定させた。
戦争も破壊も大いなる産む者の存在によって、出産や子供の成長と同様な「自然の摂理」のなかに飲み込まれるのである。
(
若桑みどり
)
4.
男性の特権もまたひとつの罠なのであり、
男性ひとりひとりは特権の代償として、
ことあるごとに男らしさをはっきりと示さなければならない必要から、
恒常的に、ときには不条理なほどの緊張と精神集中を強いられている。
(
ピエール・ブルデュー
)
5.
精神的なスランプからは、
なかなか抜け出すことができない。
根本的な原因は、
食事や睡眠のような基本的なことにあるのに、
それ以外のところから原因を探してしまうんだ。
(
落合博満
)
6.
肉体的な苦痛にせよ、
精神的な苦悩にせよ、
苦しみは快楽にくらべて長く感じられるという。
烈しい苦しみにさいなまれているひとには、
時間は長い拷問のようにみえ、
一刻も早く苦しみが終わってくれることを願う。
(
神谷美恵子
)
7.
独白や口承を文字化することによって、
人は自分を相対化し、
自分以外の人生を生きる他者や世界を発見し、
人たることの深遠な意味に到達する。
同時にそれは自分の経験を理論化し、
精神的な共有財産にも変えさせる。
(
色川大吉
)
8.
認知症とか、精神障害とか発達障害とかいう言葉を聞くと、
「ああ、あれね」とわかったつもりになれてしまう。
けれど、ほんとうは、
そこに無限のグラデーションがある。
(
小松理虔
)
9.
物質面と精神面の両方において、
質素で気取らない生活が、
誰にとっても望ましい。
(
アインシュタイン
)
10.
妙な言い方だが、すぐれた作品(=絵画)は必ず解釈ができる。
すぐれた作品とは、
画家の精神の中枢から創造されているからである。
一人の人間にとって真実なものは、
必ず普遍性をもっている。
人間性の根本において共有されているかぎり、
われわれはその作品の理解ができる。
(
若桑みどり
)
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