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今日の
日本の文豪の名言
☆
4月16日
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1.
人間に忘却と、それに伴う過去の美化がなかったら、人間はどうして生に耐えることができるだろう。
(
三島由紀夫
)
2.
特別に女子のためとして作られた書物は、すべて女子を低能児たらしめる劣等の書である。
(
与謝野晶子
)
3.
ああ、苦しい、
今、死にたくない。
(
夏目漱石
)
4.
戒めなければならないのは
味方同士の猜疑である。
味方の中に知らず知らず敵を作ってしまう心なき業である。
(
吉川英治
)
5.
恋は罪悪ですよ。
(
夏目漱石
)
6.
裏切りは友情の薬味であって、コショウかワサビみたいなものであり、裏切りの要素もその危険も伏在しない友情など、味がないと思うようになるとき、諸君はまず、青年のセンチメンタリズムを脱却した、一人前の大人になったと云(い)えましょう。
(
三島由紀夫
)
7.
人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がしてみたいものだ。
(
夏目漱石
)
8.
若い時の墜落はいかようにしても浮かび上がることが出来る。
(
田山花袋
)
9.
弱いのは決して恥ではない。
その弱さに徹しえないのが恥だ。
(
島崎藤村
)
10.
我は氷の奥にあるものに同感す、
その剣のごときものの中にある熱情を感ず
(
室生犀星
)
11.
毎日掃いても落葉が溜まる。
これが取りも直さず人生である。
(
田山花袋
)
12.
生徒があやまったのは心(しん)から後悔してあやまったのではない。
只(ただ)校長から、命令されて、形式的に頭を下げたのである。
商人が頭ばかりさげて、狡(ずる)い事をやめないのと一緒で生徒も謝罪だけはするが、いたずらは決してやめるものではない。
よく考えてみると世の中はみんなこの生徒の様なものから成立しているかも知れない。
(
夏目漱石
)
13.
人生は一行のボオドレエルにも若(し)かない。
(
芥川龍之介
)
14.
他の親切は、その当時にこそ余計なお世話に見えるが、後になると、もういっぺんうるさく干渉してもらいたい時期が来るものである。
(
夏目漱石
)
15.
精神を凌駕することのできるのは
習慣という怪物だけなのだ。
(
三島由紀夫
)
16.
僕は生きている方(ほう)に味方するね。
きっと人生だって、生きている方に味方するよ。
(
川端康成
)
17.
父は永遠に悲壮である。
(
萩原朔太郎
)
18.
古来いかに大勢の親はこういう言葉を繰り返したであろう。
「わたしは畢竟ひっきょう)失敗者だった。
しかしこの子だけは成功させなければならぬ」
(
芥川龍之介
)
19.
人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのは莫迦莫迦(ばかばか)しい。
重大に扱わなければ危険である。
(
芥川龍之介
)
20.
人の年老いていくことを、だれか成長と考えるか。
老は成長でもなく退歩でもない。
ただ「変化」である。
(
萩原朔太郎
)
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