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今日の
三島由紀夫の名言
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12月9日
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1.
工人的良心の作った純粋な物というものは
もうどこにもない。
物が物でおわらず、
必ず効用へ突走ってしまう。
科学的産物も、芸術品も、
すべて何らかの関係において存在するにすぎない。
(
三島由紀夫
)
2.
現実という奴は、
それに動かされるものによって逆に動かされ、
それに支配されるものによって逆に支配されている。
(
三島由紀夫
)
3.
この世で最も怖ろしい孤独は、
道徳的孤独である。
(
三島由紀夫
)
4.
表現という行為は、
現実にまたがって、そいつに止(とど)めを刺し、
その息の根を止める行為だ。
そうしておいて、いつも表現は現実の遺産相続人になる。
(
三島由紀夫
)
5.
傷つきやすい人間ほど、複雑な鎧帷子(よろいかたびら)を身につけるものだ。
そして往々この鎧帷子が、自分の肌を傷つけてしまう。
(
三島由紀夫
)
6.
僕は詩人の顔と闘牛師の体とを持ちたい。
(
三島由紀夫
)
7.
さまざまな自己欺瞞のうちでも、
自嘲はもっとも悪質な自己欺瞞である。
それは他人に媚びることである。
(
三島由紀夫
)
8.
人間を一番残酷にするのは
愛されているという自信だよ。
(
三島由紀夫
)
9.
女というものは、いたわられるのは大好きなくせに、顔色を窺(うかが)われるのはきらうものだ。
いつでも、的確に、しかもムンズとばかりにいたわってほしいのである。
(
三島由紀夫
)
10.
人間はあやまちを犯してはじめて真理を知る。
(
三島由紀夫
)
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