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今日の
三島由紀夫の名言
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8月31日
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1.
忘却の早さと、何ごとも重大視しない情感の浅さこそ、人間の最初の老いの兆しだ。
(
三島由紀夫
)
2.
男の世界は思いやりの世界である。
男の社会的な能力とは思いやりの能力である。
武士道の世界は、一見荒々しい世界のように見えながら、現代よりももっと緻密な人間同士の思いやりのうえに、精密に運営されていた。
(
三島由紀夫
)
3.
無神論も、徹底すれば徹底するほど、唯一神信仰の裏返しにすぎぬ。
無気力も、徹底すれば徹底するほど、情熱の裏返しにすぎぬ。
近ごろはやりの反小説も、小説の裏返しにすぎぬ。
(
三島由紀夫
)
4.
女というものは、いたわられるのは大好きなくせに、顔色を窺(うかが)われるのはきらうものだ。
いつでも、的確に、しかもムンズとばかりにいたわってほしいのである。
(
三島由紀夫
)
5.
「お前はまだ人生経験が足りない」と言いかえす人があるだろうが、私もすぐ、「お前さんは自己分析が足りない」と言いかえしてやります。
(
三島由紀夫
)
6.
夕日とか菫(すみれ)の花とか風鈴とか美しい小鳥とか、
そういう凡庸な美に対する飽くことのない傾倒が、
女性を真に魅力あるものにするのである。
(
三島由紀夫
)
7.
女性は先天的に愛の天才である。
どんなに愚かな身勝手な愛し方をする女でも、
そこには何か有無を言わせぬ力がある。
(
三島由紀夫
)
8.
この世で最も怖ろしい孤独は、道徳的孤独である。
(
三島由紀夫
)
9.
小説家にとっては今日書く一行が、テメエの全身的表現だ。
明日の朝、自分は死ぬかもしれない。
その覚悟なくして、どうして今日書く一行に力がこもるかね。
その一行に、自分の中の集合的無意識に連綿と続いてきた“文化”が、体を通して現れ、定着する。
その一行に自分が“成就”する。
それが“創造”というものの、本当の意味だよ。
未来のための創造なんて、絶対に嘘だ。
(
三島由紀夫
)
10.
初恋に勝って人生に失敗するのはよくある例で、初恋は破れるほうがいいという説もある。
(
三島由紀夫
)
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