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今日の
三島由紀夫の名言
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5月28日
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1.
悪は時として、静かな植物的な姿をしているものだ。
結晶した悪は、白い錠剤のように美しい。
(
三島由紀夫
)
2.
健康はもとより大切だが、健康に見えるということはもっと大切だ。
(
三島由紀夫
)
3.
生まれて来て何を最初に教わるって、それは「諦める」ことよ。
(
三島由紀夫
)
4.
ナルシスムは、彼自身のなかで、美と悪とを強引に化合させる力である。
(
三島由紀夫
)
5.
美に対する女性の感受性は、
凡庸でなければならなかった、
機関車を美しいと思うようでは女もおしまいである。
(
三島由紀夫
)
6.
俳優は衣裳に執着し、軍人は軍服に執着する。
そして俳優と軍人ほど、勲章の好きな種族はいない。
(
三島由紀夫
)
7.
変わり者と理想家とは、一つの貨幣の両面であることが多い。
どちらも、説明のつかないものに対して、第三者からはどう見ても無意味なものに対して、頑固に忠実にありつづける。
(
三島由紀夫
)
8.
美しい若い女が、大金持の老人の恋人になっているとき、人は打算的な愛だと推測したがるが、それはまちがっている。
打算をとおしてさえ、愛の専門家は愛を紡ぎ出すことができるのだ。
(
三島由紀夫
)
9.
女の批評って二つきりしかないじゃないか。
「まあ、すてき」
「あなたってばかね」
この二つきりだ。
(
三島由紀夫
)
10.
自己をめぐる無数の仮定的な実在(勿論自己の内面も含めて)を作品という決定的な実在に変容させる試みが芸術であるとすれば、それに先立ってまず、自我の分裂が必要とされる。
即ち書く自我と書かれる自我と。
作品の形成はこの書く自我と書かれる自我との闘争に他ならぬ。
しかも書く自我の確立に伴って、書かれる自我は整理され再構成されるのである。
(
三島由紀夫
)
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