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11月7日
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1.
目つむれば睡魔ふとくる緑蔭に
(
稲畑汀子
)
(
Inahata Teiko
)
2.
人間とは、
じつに自分かってな、傲慢な動物で、
ヘビやカエルのような姿の醜い動物なら、
たたき殺しても平気ですが、
たった一羽の公園の白鳥が
酔っぱらいの手で殺されると、
いやに感傷的になり、
目の色変えて騒ぎます。
(
澁澤龍彦
)
(
Shibusawa Tatsuhiko
)
3.
素朴に、無邪気に、幼児のような眼をみはらなければ、世界はふくらまない。
(
岡本太郎
)
(
Okamoto Tarou
)
4.
女がオシャレをするのは、
男の頭が目ほど良くないからだ。
(
ザ・ザ・ガボール
)
(
Zsa Zsa Gabor
)
5.
例えば秋声(=徳田秋声)とか白鳥(=正宗白鳥)とかいう人々が
今も昔乍(なが)らのものを書いていて
やはり人を引きつけるものを持っているのは、
ああいう人々は
自然主義的ものの見方と一緒にもう一つのもの、
一口に言えば現実の冷い作家たる観察眼をもっている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
皿の上うるめ鰯(いわし)の眼の並ぶ
(
稲畑汀子
)
(
Inahata Teiko
)
7.
われわれは透明人間にはなれないにしても、
いきている誰彼の目を盗んで
何かをすることはできる。
しかし、死者の目を逃れることは可能であろうか。
このように考えると、
死者の目によって定位されることの重みが了解されるだろう。
(
河合隼雄
)
(
Kawai Hayao
)
8.
死んだ後、
私は一方的に顔をのぞき込まれたくないのだよ。
棺についている小窓がいけないのだ。
肉体は死んでも、
もしかすると私の眼は見えているかも知れない。
それは死んだ者にしかわからないじゃないか。
(
吉村昭
)
(
Yoshimura Akira
)
9.
自然というものの大きな眼から見れば、
人間も亦(また)一つの生きたものである。
火が来れば焼け、
水が来れば溺れるのは、
それはきまり切ったことである。
それに対しては自然は
まったく無関心である。
(
田山花袋
)
(
Tayama Katai
)
10.
マスクして彼の眼いつも笑へる眼
(
京極杞陽
)
(
Kyougoku Kiyou
)
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