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2月10日
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1.
本を開くということは、
心を閉ざすのではなく、
心を開くということです。
いま、自分の目のとどくところに、
あるいは、自分の手に、
どんな本があるか。
そのことを自問することから、
読書というのははじまる。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
2.
街角や電車の中やインターネット上で、
たまたま目や耳にした短い言葉によって、
異次元に入り込むような感覚を味わうことがある。
本来は短歌や詩がそういうものである筈(はず)だが、
本の形で読む場合、
手にした読者の側にもそれなりの心の準備ができているので、
受け止めきれてしまうことが多い。
(
穂村弘
)
(
Homura Hiroshi
)
3.
物事を巨視的に眺めれば、
だれそれがとくに善人であるか悪人であるかといったようなことは
どうでもよいことで、
美徳が不幸に付きまとわれ、
悪事に盛運が付きものだとしても、
自然の目から見れば
事態は同じなのであるから、
挫折する有徳の士よりは
栄える悪人の立場に付くほうが
はるかにましだ。
(
マルキ・ド・サド
)
(
Marquis de Sade
)
4.
王将は一回に一目しか動けない。
しかし、四方八方に目を配りながら動ける。
(
升田幸三
)
(
Masuda Kouzou
)
5.
発見の旅とは、
新しい景色を探すことではない。
新しい目で見ることなのだ。
(
マルセル・プルースト
)
(
Marcel Proust
)
6.
心が受け入れようとしているものしか、
目には見えない。
(
アンリ・ベルクソン
)
(
Henri Bergson
)
7.
友人は、人間が持ち得る最も貴重な財産だと思う。
友人が人生に与えてくれるものは数えきれないほどありますが、
私がいちばん貴重に思うのは、
友人の眼を通して私自身の人生がひろがるという点です。
(
千葉敦子
)
(
Chiba Atsuko
)
8.
蛇逃げて我を見し眼の草に残る
(
高浜虚子
)
(
Takahama Kyoshi
)
9.
洞察力、
現実への正しい観察眼、
数学的な考え深さ、
物理的な正確さ、深い理性、
明敏な思慮分別、
はじけるような活発な想像力、
五感に訴えるすべてのものへの快い愛情
……これらすべてが、
与えられた瞬間を生き生きと有益に自分のものとするために必要である。
そのおかげで、初めて、
内容はともかくとして、
芸術作品は生まれ得るのである。
(
ゲーテ
)
(
Goethe
)
10.
君の眼を内に向けよ。
しからば、君の心の中に、まだ発見されなかった一千の地域を見出すであろう。
そこを旅したまえ。
そして自家の宇宙誌の大家となれ。
(
ウイリアム・ハビントン
)
(
Wiliam Habington
)
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