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今日の
小林秀雄の名言
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8月5日
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1.
自分自身を守ろうとする人間から、
人々は極(ごく)自然に
顔をそむけるものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
批評精神の赴(おもむ)くところ、
消えないものはない
と悟るだろう。
最後には、
諸君の最後の拠(よ)りどころ、
諸君自身さえ、
諸君の強い批評精神は消して了(しま)うでしょう。
そういうところまで来て、
批評の危険を経験するのです。
自分にとって危険であると悟るのです。
そういう体験のなかで、
批評という毒が創造の糧(かて)に変ずる機会があるのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
こうあって欲しいという未来を理解する事も易しいし、
歴史家が整理してくれた過去を理解する事も易しいが、
現在というものを理解する事は、
誰にもいつの時代にも大変難しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
例えば秋声(=徳田秋声)とか白鳥(=正宗白鳥)とかいう人々が
今も昔乍(なが)らのものを書いていて
やはり人を引きつけるものを持っているのは、
ああいう人々は
自然主義的ものの見方と一緒にもう一つのもの、
一口に言えば現実の冷い作家たる観察眼をもっている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
患者の心を知るには、
患者と直(じ)かに付き合う他に道はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
「うごくこゝろぞ 人のまごころ」(※本居宣長)。
動かなければ、
心は心である事を止(や)める、
動かぬ心は「死物」である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
精神は
新しい飢餓を挑発しない様な満腹を知らない。
満足が与えられれば
必ず何かしら不満を嗅(か)ぎ出す、
安定が保たれている処(ところ)には、
必ず釣合いの破れを見付け出す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
小説が発達するにつれて、
いろいろ小説の高級な面白がり方も発達するが、
どんなに高級な面白がり方も、
この(=他人の生活を生きてみたいという)低級な面白がり方を消し去る事は出来ないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
詩人を理解するという事は、
詩ではなく、
生まれ乍(なが)らの詩人の肉体を理解するという事は、
何と辛い想いだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
心乱れては歌はよめぬ。
歌は妄念をしずめるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
凡(およ)そ詩人を解するには、
その努めて現そうとしたところを極めるがよろしく、
努めて忘れようとし隠そうとしたところを詮索したとて、
何が得られるものではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
一度起こって了(しま)った事は、
二度と取り返しが付かない、
とは僕等が肝に銘じて承知しているところである。
それだからこそ、
僕等は過去を惜しむのだ。
歴史は人類の巨大な恨みに似ている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
選手たちは、
定められた秩序や方法を、
制約とは少しも感じていない。
規律があることが楽しいのである。
まず規約がなければ、
自由な努力などすべてむなしい
というむずかしい問題を、
楽々と解いている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
見るとか聴くとかという事を、
簡単に考えてはいけない。
(中略)見ることも聴くことも、
考えることと同じように、
難しい、努力を要する仕事なのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
私達が、少年の日の楽しい思い出に耽(ふけ)る時、
少年の日の希望は蘇(よみがえ)り、
私達は未来を目指して生きる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
瞑想という言葉があるが、
もう古びてしまって、
殆(ほとん)ど誰も使わないようになった。
(中略)しかし、考え詰めるという必要が無くなったわけではあるまいし、
考え詰めれば、
考えは必然的に瞑想と呼んでいい形を取らざるを得ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
証拠が無ければ信じないという
今日の流行思想によって、
お化けは、だんだん追い払われるようになったが、
(お化けの)何処(どこ)から来るとも決してわからぬ(という)恐怖に襲われる事は、
人間らしい傷つき易い心を持って
生活をつづける限り、
無くなりはしないのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
常に見られる進歩派と保守派との対立は、
伝統の問題には、恐らく何(な)んの関係もあるまい。
両者が争っている対象は、
伝統というよりむしろ怠惰な精神にも自明な習慣というものだ、
と言った方がいいだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
不平家とは、自分自身と決して折り合わぬ人種を言うのである。
不平家は、折り合わぬのは、いつも他人であり環境であると信じ込んでいるが。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
忍耐とは、省みて時の絶対的な歩みに敬意を持つ事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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