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今日の
小林秀雄の名言
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11月2日
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1.
悲哀傷心は、人の最も深い感情であろう。
悲しみは、行為となって拡散せず、
内に向かって己れを噛むからである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
忍耐とは、省みて
時の絶対的な歩みに敬意を持つ事だ。
円熟とは、これに寄せる信頼である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
本能的に危険を避ける肉体は
常に平衡を求めている。
満腹の後には安眠が来る様に出来ている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
何かが熟して生まれて来なければ、
人間は何も生む事は出来ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
感傷というものは
感情の豊富を言うのではなく
感情の衰弱をいうのである。
感情の豊富は
野性的であって感傷的ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
現在の行動にばかりかまけていては、
生きるという意味が逃げて了(しま)う。
一(いっ)たん死んだ積もりになるのも
よい事なのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
青年は困難なものと戦うのが最も好きだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
陰口をきくのはたのしいものだ。
人の噂が出ると、話ははずむものである。
みんな知らず知らずに鬼になる。
よほど、批評はしたいものらしい。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
人間は何(なん)と人間らしからぬ沢山の望みを抱き、
とどのつまりは何とただの人間で止(とど)まる事でしょうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
大事変が終わった時には、必ず
若(も)しかくかくだったら事変は起こらなかったろう、
事変はこんな風にはならなかったろう
という議論が起こる。
必然というものに対する人間の復讐だ。
はかない復讐だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
一定の意見を持たず
どんなものでも素直に味(あじわ)おうと心掛けて、
心を豊富にして行く修行は、
批評なぞをする事よりも
難かしい事だと知らねばなりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
意味を欠いた美しい形は、
忽(たちま)ち安定を失う。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
リアリストというものをひと口で定義するなら、
好きなものは文句なく好き、
嫌いなものは文句なく嫌いだ
という信条のうえに
知恵を築いている人だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
今日の様な書物の氾濫のなかにいて、
何を読むべきかと思案ばかりしていても、
流行に書名を教えられるのが関の山なら、
これはと思う書物に執着して、
読み方の工夫をする方が賢明だろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
あんまり本が多過ぎる、
だからこそトルストイを、
トルストイだけを読み給え。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
正しいが故(ゆえ)に美しい学問のなかとか、
美しいが故に正しい芸術のなかとか、或(ある)いは
日に新たな処世術のなかにさえいれば、
精神はどんなに烈しく動いても
疲れる様な気遣いはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
己れを棚に上げた空論が、己れの姿をかくしている時、そういう時にこそ、作家は各自が手をつくして、その宿命、その可能性、その欲望を発見しようと努める可(べ)きである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
己れの何物たるかを
はっきりとは合点出来ない事が、
僕等の生きるに必要な条件かも知れない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
青年の向上心を、
こちらが真っ直ぐに目指し近付(ちかづ)く時に、
青年は一番正直に自分を現す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
凡ては永久に過ぎ去る。
誰もこれを疑う事は出来ないが、
疑う振りをする事は出来る。
いや何一つ過ぎ去るものはない積りでいる事が、
取りも直さず僕等が生きている事だとも言える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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