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今日の
小林秀雄の名言
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5月8日
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1.
歌とは、
敗北を覚悟の上で
この世の定め事への抗言に他ならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
私達は、話をするのが、
特にむだ話をするのが好きなのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
「人の道はいかなるものぞ」
という哲学的問い、
これを拒絶するとは、
人間を拒絶する事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
利害打算に追われ、
現実的観察なぞに追われている人々が、
じつはどんなに不安定な夢想家であるかを見抜くのは、
難しいことではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
不平家とは、自分自身と決して折り合わぬ人種を言うのである。
不平家は、折り合わぬのは、いつも他人であり環境であると信じ込んでいるが。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
私という人間を一番理解しているのは、母親だと
私は信じている。
母親が一番私を愛しているからだ。
愛しているから
私の性格を分析してみる事が無用なのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
画家が対象を見て描く際に平和や調和を感じたとしたら、
恐らくはそれは
自然を吾(わ)がものとなし得た
という錯覚に過ぎなかったであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
神経質で、敏感で、
いつも自分がいい子になりたいと思っている奴は、
時とすると
実によく相手の心持ちを見抜くものだ。
然(しか)し、自分に関係のない事柄、
つまり、どっちにしたって自分はいい子になってられるという場合には、
恐ろしく鈍感になるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
私達が、少年の日の楽しい思い出に耽(ふけ)る時、
少年の日の希望は蘇(よみがえ)り、
私達は未来を目指して生きる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
女というものにはとてもかなわない、
男は誰でも腹の底ではそう思っている、
思っているというより
殆(ほとん)ど動物的な本能から
それを感じている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
万人のために書かれた一流文学作品も、
精読される機会というものを、
そうたんと持っているものじゃない。
ましてや、
極少数の読者を相手にする、
或(あるい)は事実上相手にせざるを得ない文学的表現、
というより寧(むし)ろ文学志望的表現が、
精読される機会は実に絶望的に少い。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
人間は戦うまで
戦(いくさ)というものがどういうものか知らぬ。
どんなに戦の予想に膨らんだ人も
ほんとうに剣をとって戦うまでは
平和たらざるを得ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
現代の音楽好きは、
音楽の暗示するさまざまな空想にとらわれず、
鳴っている音を
絶対的な正確さで、耳で捕らえる
という音楽鑑賞の基本がぐらついているのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
過去と言い未来と言い、
僕等には思い出と希望との異名に過ぎない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
今日天職という様な言葉がもはや陳腐に聞こえるのは、
今日では様々な事情から、
人が自分の一切の喜びや悲しみを託して悔いぬ職業を見付ける事が
大変困難になったので、
多くの人が職業のなかに
人間の目的を発見する事を諦(あきら)めて了(しま)ったからです。
これは悲しむべき事であります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
表現するとは、
己れを圧(お)し潰して中身を出す事だ、
己れの脳漿(のうしょう)を搾(しぼ)る事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
あんまりたくさん本があるんで、
なにを読んでいいかわからない、
なんていうやつは、
一冊の本も、じっくり読めないひとにきまってるよ。
もちろん、そんなひとは
乱読だってできやしないだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸の騒ぐなりけり」と歌われて、
私達の胸中にも何ものかが騒ぐならば、
西行の空観は、私達のうちに生きているわけでしょう。
まるで虚空(こくう)から花が降って来る様な歌だ。
厭人(えんじん)も厭世(えんせい)もありはしない。
この悲しみは生命に溢(あふ)れています。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
恋愛小説により、
自分を失い
他人の恋愛を装う術(すべ)を覚える様に、
他人の思想を装う術を覚えては駄目だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
人は女の為にも金銭の為にも自殺する事は出来ない。
凡(およ)そ明瞭な苦痛の為に自殺する事は出来ない。
繰り返さざるを得ない
名付けようもない
無意味な努力の累積から来る単調に
堪えられないで死ぬのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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