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今日の
小林秀雄の名言
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3月29日
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1.
作品を鑑賞するという事は、
作者と読者との間の微妙な共同作業に他ならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
生活しているだけでは足りぬと信ずる処(ところ)に
表現が現れる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
〉歴史は
将来を大まかに予知する事を教える。
だがそれと同時に、
明確な予見というものがいかに危険なものであるかも教える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
元来理屈から言って、
自己の姿などというものは
いつまで経っても見えるわけのものではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
社会的伝統というものは奇怪なものだ。
これがないところに
文学的リアリティというものも亦(また)考えられない
とは一層奇怪なことである。
伝統主義がいいか悪いか問題ではない。
伝統というものが、
実際に僕等に働いている力の分析が、
僕等の能力を超えている事が、言いたいのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
科学知識の普及が
肉体的努力を軽減するとともに
知的努力を節約させてくれるのはいいが、
そういう事は、いつも
人間的才能を機械的才能に代置するという
危険な作業のうちに行われているのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
学問の努力の中心部では、
生きた心が生きた心に直(じか)に触れて、
これを知る
という事しか起こらない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
並外れた意識家でありながら、
果敢な実行家でもある様な人、
実行するとは意識を殺す事である事を、
はっきり知った実行家、
そういう人は、
まことに稀(まれ)だし、
一番魅力ある実行家と思える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
絵や音楽について沢山の知識を持ち、
様々な意見を吐ける人が、
必ずしも絵や音楽が解(わか)った人とは限りません。
解るという言葉にも、
いろいろな意味がある。
人間は、いろいろな解り方をするものだからです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
例えば、物忘れがひどくなったのが呆(ぼ)けた事なら、
呆けた事など大した事ではあるまい。
詰まらない事を、あんまり覚え過ぎたから、
いっそさっぱりしているようなものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
実生活に追われて人々は芸術をかえりみないのではないのだ、生活の辛酸にねれた心が芸術という青春に飽きるのでもないのだ。
彼等は最初から、異ったこの世の了解方法を生きて来たのだ。
異る機構をもつ国を信じて来たのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
空想は孤独でも出来るが、
実行は社会的なものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
死は、私達の世界に、
その痕跡しか残さない。
残すや否(いな)や、
別の世界に去るのだが、
その痕跡たる独特な性質には、
誰の眼にも、見紛(みまが)いようのないものがある。
生きた肉体が屍体(したい)となる、
この決定的な外物の変化は、
これを眺める者の心に、
この人は死んだのだという言葉を、
呼び覚まさずにはいない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
「意は目に付き、心は付かざるもの也(なり)」(※宮元武蔵)、
常の目は見ようとするが、
見ようとしない心にも目はあるのである。
言わば心眼です。
見ようとする意が目を曇らせる。
だから見(けん)の目を弱く観(かん)の目を強くせよと言う。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
だんだんと自分の周囲に見付かる馬鹿の人数を増やすというやり方、
実に芸のないやり方だが、
ただそういうやり方一つで
世人はせっせと利巧になる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
誤解されない人間など、
毒にも薬にもならない。
そういう人は、
何か人間の条件に於(お)いて、
欠けているものがある人だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
常に見られる進歩派と保守派との対立は、
伝統の問題には、恐らく何(な)んの関係もあるまい。
両者が争っている対象は、
伝統というよりむしろ怠惰な精神にも自明な習慣というものだ、
と言った方がいいだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
一体、実社会には、
どこを探しても純粋なものという様なものは存在しておりません。
社会ばかりではない、
自然界にも、
科学者の言う、純粋な水は流れてはおりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
世に聖人と言われている人が、
いかに巧みに「不動心」を説いてみせても、
当人の「自慢ノ作リ事」を出られないのは、
死物を以(もっ)て、生物を解こうとする、
或(ある)いは解けるとする無理から来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
美術とは鑑賞するものではない。
ともに生きともに語らう人生の友である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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