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今日の
小林秀雄の名言
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2月26日
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1.
私達は、皆、凡庸(ぼんよう)なものであろうが、
肖像画家の眼を持っている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
読者は小説を読み、世の風俗や習慣や、乃至は感情や思想に就いて多くを学んだ積りでいるだろうが、ほんとうの処は、自分が世間を理解している以上のものは、何にも小説から汲みとっていやしないのだ。
いい小説は読者が進歩すればする程進歩する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
成功は、遂行された計画ではない。
何かが熟して実を結ぶ事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
人間は自己を視る事から決して始めやしない、
自己を空想する処(ところ)から始めるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
往年の烈(はげ)しい知識欲や好奇心を想い描いてみると、
それは、自分と書物との間に介在した
余計なもののように感じられる。
それが取り除かれて、
書物との直(じか)な、尋常で、自由な附合(ふごう)の道が開けたような気がしている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
男は、未だ女を知らないうちは、
自分の心のうちに女性恐怖の本能があるなどという事は
決して解(わか)らない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
音楽の美しさに驚嘆するとは、
自分の耳の能力に驚嘆する事だ、
そしてそれは
自分の精神の力に今更の様に驚く事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
仏教によって養われた
自然や人生に対する観照的態度、審美的態度は、
意外に深く私達の心に滲透(しんとう)しているのであって、
丁度雑沓(ざっとう)する群衆の中で
ふと孤独を感ずる様に、
現代の環境のあわただしさの中で、
ふと我に還(かえ)るといった様な時に、
私はよく、成る程と合点するのです。
まるで遠い過去から通信を受けた様に感じます。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
己れを知るとは
自分の精神生活に関して自信をもつという事と
少しも異なった事ではない。
自信が出来るから
自分というものが見えたと感ずるのである。
そしてこの自信を得るのには
どんな傑(すぐ)れた人物でも
相当の時間を要するのだ、
成熟する事を要するのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
言霊(ことだま)を得るためには、
先(ま)ず言葉ではどうしても表現出来ない
或(あ)るものが見えていなければいけないのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
私達各自が、
兼好の言うように、
先(ま)ず目標を定め、「必ず果(はた)し遂げんと思はん事」に努力しないならば、
この世が、しっかりした意味や価値を帯びるという事は
ないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
僕等の嘗(かつ)ての経験なり知識なり方法なりが、
却(かえ)って新しい事件に関する僕等の判断を誤らせる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
患者の心を知るには、
患者と直(じ)かに付き合う他に道はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
天才とは努力し得る才だ、
というゲエテの有名な言葉は、
殆(ほとん)ど理解されていない。
努力は凡才でもするからである。
然(しか)し、努力を要せず成功する場合には
(凡才は)努力はしまい。
彼には(=凡才にとっては)、
いつもそうあって欲しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
何はどうなるだろう?
彼(か)にはどうなるだろう?
と人の顔さえ見ればインテリゲンチャは言っている。
言わなければ沽券(こけん)にかかわる様な気がしているのだろう。
それだけだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
俺のして来た経験の語り難い部分だけが、
今の俺の肉体の何処(どこ)かで生きている、
そう思っただけで
心は一杯になって了(しま)うのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
その日その日が自己批判に暮れる様な道を
何処(どこ)まで歩いても、
批判する主体の姿に出会う事はない。
別な道が屹度(きっと)あるのだ、
自分という本体に出会う道があるのだ、
後悔などというお目出度(めでた)い手段で、自分をごまかさぬ
と決心してみろ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
成る程、己れの世界は狭いものだ、貧しく弱く不完全なものであるが、
その不完全なものからひと筋に工夫を凝(こ)らすというのが、
ものを本当に考える道なのである、
生活に即して物を考える
唯一つの道なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
人は性格にあったような事件にしか出くわさない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
孤独な人の心はいつも
通行人には開(あ)けていない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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