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今日の
小林秀雄の名言
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2月11日
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1.
「意は目に付き、心は付かざるもの也(なり)」(※宮元武蔵)、
常の目は見ようとするが、
見ようとしない心にも目はあるのである。
言わば心眼です。
見ようとする意が目を曇らせる。
だから見(けん)の目を弱く観(かん)の目を強くせよと言う。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
批評とは竟(つい)に
己れの夢を懐疑的に語る事ではないのか!
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
物を見る眼、
頭ではない、視力です。
これを養うのは
西洋のものじゃだめ、
西洋の文学でも、美術でも、
眼の本当の修練にはならない。
日本人は日本で作られたものを見る修練をしないと
眼の力がなくなります。
頭ばかり発達しまして。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
重ねて来た実験経験をたのみに、
若い者を虐待する。
その実、経験などはとうの昔に忘れているのだ。
虎の子にしているものが、
経験から割り出した、
従って経験とは似ても似つかぬ
哲学乃至(ないし)は処世法に過ぎぬとは気がつかない、
少くとも気がつきたくない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
探るような目はちっとも恐(こわ)かない、
私が探り当てて了(しま)った残骸をあさるだけだ。
和やかな眼は恐ろしい、
何を見られているかわからぬからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
私達は、話をするのが、
特にむだ話をするのが好きなのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
拙劣(せつれつ)だと思い乍(なが)ら、感心する作品が
世の中には事実在る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
要するに凡(およ)そ物の真相とは、
人間が追求するが発見は出来ない
或(あ)るものの様にも考えられるし、
発見はするが追求は出来ない
或るもののようにも考えられる。
恐らくどちらも本当であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
友人が完全に理解出来たら
友情もあるまい。
それも、
理解しても理解してもまだ理解出来ないところがある、
という様な筋のものではあるまい。
その様な事は
友情に関するほんの一要素だ。
或(ある)いは一要素にもならなかったりするものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
感心する事を怠りなく学ぶ事。
感心するにも大変複雑な才能を要する。
感心する事を知らない批評家は、
しょっ中無けなしの財布をはたいている様なものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
人々はピカソの提示する形象の不安と謎とに、
われ知らず、誘われている。
彼の絵に隠された心理的な問題性を直覚している。
ピカソの作品が
見る人々を、
暗黙のうちに、直(じか)に動かす
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
所謂(いわゆる)複雑な心の持主という様な
近代文学者の愛好する人間タイプの
退屈さ無力さが、
身に沁みて解(わか)って来なければ
駄目なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
(空虚ではなく感動に充ち、語ろうとする衝動は抑えがたく、しかも口を開けば嘘になるという)沈黙を創り出すには
大手腕を要し、
そういう沈黙に堪えるには
作品に対する痛切な愛情を必要とする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
美しい自然を眺めてまるで絵の様だと言う、
美しい絵を見てまるで本当の様だと言います。
これは、私達の極(ごく)普通な感嘆の言葉であるが、
私達は、われ知らず
大変大事な事を言っている様だ。
要するに、美は夢ではないと言っているのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
他人は当てには出来ない、
自分だけが頼りだと知った時、
人は本当に努力をし始める。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
悲しい目に会うと、
ふと心に浮んで来る様に、
色んな事がわかるものです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
生活の智慧(ちえ)は、
空想を好まず、
真偽の判断を、事実に基づいて行うという点では、
学問上の智慧と同じものだが、
常に行動の要求にも応じているから、
刻々に変わる現実の条件に従い、
遅疑を許さぬ、確実な判断を、
絶えず更新していなければならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
今日(こんにち)の都会を描こうとしても
都会ははや性格を持ってはいない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
現在の行動にばかりかまけていては、
生きるという意味が逃げて了(しま)う。
一(いっ)たん死んだ積もりになるのも
よい事なのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
凡(およ)そ詩人を解するには、
その努めて現そうとしたところを極めるがよろしく、
努めて忘れようとし隠そうとしたところを詮索したとて、
何が得られるものではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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