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今日の
小林秀雄の名言
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1月12日
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1.
人間は自分の姿というものが漸次(ぜんじ)よく見えて来るにつれて、
自己をあまり語らない様になって来る。
これを一般に
人間が成熟して来ると言うのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
空虚な精神が饒舌(じょうぜつ)であり、
勇気を欠くものが喧嘩(けんか)を好むが如(ごと)く、
自足する喜びを蔵(ぞう)しない思想は、
相手の弱点や欠点に乗じて生きようとする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
幸福は、
己れを主張しようともしないし、
他人を挑発しようともしない。
言わば無言の智慧(ちえ)であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
人間は何(なん)と人間らしからぬ沢山の望みを抱き、
とどのつまりは何とただの人間で止(とど)まる事でしょうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
(批評においては)
常に生き生きとした嗜好を有し、
常に溌剌(はつらつ)たる尺度を持つ
という事だけが容易ではないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
(私の母親は私を)愛しているから
私の性格を分析してみる事が無用なのだ。
私の行動が辿(たど)れない事を
少しも悲しまない。
私という子供は「ああいう奴だ」
と思っているのである。
世にこれ程見事な理解というものは考えられない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
考えるとは、
物に対する単に知的な働きではなく、
物と親身に交わる事だ。
物を外から知るのではなく、
物を身に感じて生きる、
そういう経験をいう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
古典は
嘗(かつ)てあったがままの姿で生き長らえるのではない。
日に新たな完璧性を現ずるのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
不平家とは、自分自身と決して折り合わぬ人種を言うのである。
不平家は、折り合わぬのは、いつも他人であり環境であると信じ込んでいるが。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
僕等が理解している処(ところ)から得ているものは、
理解していない処から得ているものに比べれば、
物の数ではあるまい。
而(しか)も、その事が、
僕等の生存の殆(ほとん)ど本質をなすものではなかろうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
恋愛小説の傑作の美しさ、真実さは、
例外なく
男女が自分等の幸福を実現しようとする誓言に基づくのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
自分は充分に孤独であると思っている者であっても、
人々と共にいなければ
孤独ではない。
人間はみなそうだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
古(いにしえ)を惜しむ感情を
純粋にし豊富にしようと努める事が
伝統というものをしっかりと体得する唯一つの道だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
僕は自分の精神の様々な可能性を
出来るなら一つ残らず追求してみたい
という不遜な希(ねが)いにかられているだけだ。
僕の精神に懐疑的な相を強いるものは
この希いだけだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
文字の数がどんなに増えようが、
僕等は文字をいちいち辿(たど)り、
判断し、納得し、批評さえし乍(なが)ら、
書物の語るところに従って、
自力で心の一世界を再現する。
読書の技術が高級になるにつれて、
書物は、読者を、
そういうはっきり眼の覚めた世界に連れて行く。
逆にいい書物は、
いつもそういう技術を、
読者に眼覚めさせる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
政治は人間精神の深い問題に干渉できる性質の仕事ではない。
精神の浅い部分、言葉を代えれば人間の物質的生活の整調だけを専(もっぱ)ら目的とすればよい。
そうはっきり意識した政治技術専門家が現われることが一番必要なのではないでしょうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
科学知識の普及が
肉体的努力を軽減するとともに
知的努力を節約させてくれるのはいいが、
そういう事は、いつも
人間的才能を機械的才能に代置するという
危険な作業のうちに行われているのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
歴史意識とは──
しまった、とんでもないことをしてしまった、どうしようという悶(もだ)えだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
一体、現代人は、
人間の覚悟というものを、
人間の心理というものと取り違える、
実に詰まらぬ癖があります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
僕は伝統主義者でも復古主義者でもない。
何に還(かえ)れ、彼にに還れといわれてみたところで、
僕等の還るところは現在しかないからだ。
そして現在に於(おい)て
何に還れといわれてみた処(ところ)で
自分自身に還る他はないからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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