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今日の
小林秀雄の名言
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1月10日
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1.
強い思想は、
いつも尋常時に
尋常に考え上げられた思想なのであって、
それが非常時に当たっても
一番有効に働くのだ。
いやそれを働かせねばならぬのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
愛情も憎悪も尊敬も、
いつも唯一無類の相手に憧れる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
愛読書を持っていて、
これを溺読(できどく)するという事は、
なかなか馬鹿にならない事で、
広く浅く読書して得られないものが、
深く狭い読書から得られるというのが、
通則なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
眼高手低(がんこうしゅてい)。
頭で理解し、口で批評するのは容易だが、
実際に物を作るのは困難だ
と言った程の意味だ。
技に携わる人々は、
技に携わらなければ、
決してこの言葉の真意は解(わか)らぬ、
と言うだろう。
実際に、
仕事をすれば、必ずそうなる、
眼高手低という事になる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
言霊(ことだま)を得るためには、
先(ま)ず言葉ではどうしても表現出来ない
或(あ)るものが見えていなければいけないのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
悲しみ泣く声は、
言葉とは言えず、歌(=短歌)とは言えまい。
寧(むし)ろ一種の動作であるが、
悲しみが切実になれば、
この動作には、
おのずから抑揚がつき、拍子がつくであろう。
これが歌の調べの発生である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
死者は去るのではない。
還(かえ)って来ないのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
青春というものを本当に正面から掴(つか)んで、
これに積極的な表現を与える
という仕事に成功した作家は少いのだ。
才能などではごまかし切れぬのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
自信というものは、
いわば雪の様に音もなく、幾時(いつ)の間にか積もった様なもの
でなければ駄目だ。
そういう自信は、
昔から言う様に、
お臍(へそ)の辺りに出来る、頭には出来ない。
頭は、いつも疑っている方がよい。
難しい事だが、
そういうのが一番健康で望ましい状態なのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
H2Oという水は
実験室のなかにだけ存在する様に、
例えば純粋なる人間という観念も
ある人の頭のなかにだけ存在するのです。
実際の世間には
そんな人間は一人も生きてはおりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
人間的な思想とは即ち
それを言う調子である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
女というものにはとてもかなわない、
男は誰でも腹の底ではそう思っている、
思っているというより
殆(ほとん)ど動物的な本能から
それを感じている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
社会は人々の習慣によって生きる。
社会革命とは
新しい習慣をあらたに製造する事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
人生を解釈する上に非常に便利な思想というものは、
その便利さで身を滅ぼす。
便利さが新たな努力を麻痺させるからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
その日その日が自己批判に暮れる様な道を
何処(どこ)まで歩いても、
批判する主体の姿に出会う事はない。
別な道が屹度(きっと)あるのだ、
自分という本体に出会う道があるのだ、
後悔などというお目出度(めでた)い手段で、自分をごまかさぬ
と決心してみろ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
一般に
若い頃に旺盛だった読書熱というものを、
年をとっても持ちつづけている人は
まことに少ない。
本を読む暇がなくなったという
見易いことには
誰でも気が付くが、
本というものを進んで求めなくなって了(しま)った
自分の心には、
なかなか気が付かぬ。
又、気が付き度(た)がらぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
人間を現実への情熱に導かないあらゆる表象の建築は
便覧(マニュエル)に過ぎない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
宿命というものは、
石ころのように往来にころがっているものではない。
人間がそれに対して挑戦するものでもなければ、
それが人間に対して支配権をもつものでもない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
(空虚ではなく感動に充ち、語ろうとする衝動は抑えがたく、しかも口を開けば嘘になるという)沈黙を創り出すには
大手腕を要し、
そういう沈黙に堪えるには
作品に対する痛切な愛情を必要とする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
精神の自由は眼に見えない。
黙々としと個人のなかで働いているし、
またそれは個人にしか働きかけない。
精神の自由を集団的に理解する事は出来ない。
そういう事実が、実は、
文化の塩となっているの。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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