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今日の
小林秀雄の名言
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1月8日
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1.
手仕事をする者はいつも
眼の前にある物について心を砕いている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
なるたけ理解の手間がはぶける様に、
平ったくして、鵜呑(うの)みに出来る様にとは、
誰も知らず識(し)らずやる事で、
そういう事に何の努力が要るものではない。
そういう傾向は、
誰の裡(うち)にもある
転がりやすい精神の坂道の様なもの。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
人間は思想に捉(とら)えられた時にはじめて真に具体的に生き、
思想は人間に捉えられた時に真に現実的な姿を現す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
ある普遍的な思想は
一つの切口しか持っていない様に見える。
だが、実際は
この思想を無数の色合いで受けとる
無数の人間がいればこそ、
思想は社会に棲息(せいそく)する事が出来るのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
風景に対する愛や信頼がなければ、
風景画家に風景というものは存在しない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
僕等の教養を宰領(さいりょう)しているものは
言うまでもなく科学だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
しっかりと自分のものになり切った強い精神の動きが、
本当の意味で思想と呼ぶべきものだと考える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
自画像を描く画家は、
ここに自分の持って生まれた他人とは異なる顔がある
という事実に、
画家自身がどう処したか、
この取るに足らぬ事実を、どう始末したか、
その画家の精神が語られているところに、
自画像の魅力があるのでしょう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
私という人間を一番理解しているのは、母親だ。
母親が一番私を愛しているからだ。
愛しているから
私の性格を分析してみる事が無用なのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
読者も又
小説を読む事で、
自分の力で作家の創る処(ところ)に協力するのである。
この協力感の自覚こそ
読書のほんとうの楽しみであり、
こういう楽しみを得ようと努めて
読書の工夫は為すべきだと思う。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
人は様々な可能性を抱いてこの世に生まれて来る。
彼は科学者にもなれたろう、
軍人にもなれたろう、
小説家にもなれたろう、
然(しか)し彼は彼以外のものにはなれなかった。
これは驚く可(べ)き事実である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
万人のために書かれた一流文学作品も、
精読される機会というものを、
そうたんと持っているものじゃない。
ましてや、
極少数の読者を相手にする、
或(あるい)は事実上相手にせざるを得ない文学的表現、
というより寧(むし)ろ文学志望的表現が、
精読される機会は実に絶望的に少い。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
愛する人を、背番号で呼ぶ事は出来ない。
何故(なぜ)か。
これは誰にも明答出来ない言語の不思議だ。
名前などどうでもよい、
二人は個性で、人格で交際しているので、
名前で付き合っているのではない、
と言っても無駄だろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
矛盾とはつねに知性上の問題である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
感傷というものは
感情の豊富を言うのではなく
感情の衰弱をいうのである。
感情の豊富は
野性的であって感傷的ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
(学生時代)僕はただもう非常に辛く不安であった。
だがその不安からは得をしたと思っている。
学生時代の生活が
今日の生活にどんなに深く影響しているかは、
今日になってはじめて思い当たる処(ところ)である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
天職という言葉がある。
若(も)し天という言葉を、
自分の職業に対していよいよ深まって行く
意識的な愛着の極限概念と解するなら、
これは正しい立派な言葉であります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
他人は当てには出来ない、
自分だけが頼りだと知った時、
人は本当に努力をし始める。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
ベルグソンはこういうことを言ってます。
問題を出すということが一番大事なことだ。
うまく出す。
問題をうまく出せば即ちそれが答えだ、と。
いま、
物を考えている人が
うまく問題を出そうとしませんね。
答えばかり出そうとあせっている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
世間を小説風に見る事から始めて、
小説を世間風に見る事に終わる、
どうもこれが大多数の小説読者が歩く道らしく思われる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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