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今日の
将棋棋士・囲碁棋士の名言
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9月12日
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1.
経験を積んで選択肢が増えている分だけ、怖いとか、不安だとか、そういう気持ちも増やしてきている。
考える材料が増えるほど「これと似たようなことを前にやって失敗してしまった」というマイナス面も大きく膨らんで自分の思考を縛ることになる。
そういうマイナス面に打ち勝てる理性、自分自身をコントロールする力を同時に成長させていかないと、経験を活かし切るのは難しくなってしまう。
(
羽生善治
)
2.
前に進もうとしなければ、後退してしまうものなんです。
(
米長邦雄
)
3.
強くなる時に、
あまり苦労しないで効率よく強くなった人は、
弱くなるのも早いのではなかろうか。
(
谷川浩司
)
4.
名人戦のような大きな勝負で変則作戦を用いるのは
気合の充実を欠いているから。
(
大山康晴
)
5.
人間というのは弱い存在なので、必ずミスしたり、間違えたりするもの。
(
大山康晴
)
6.
絶対優勢は絶対不利につながり、絶対不利は絶対優勢につながる。
(
大山康晴
)
7.
ミスはミスを呼び、悪手は悪手を呼ぶ。
プロがミスをしないのは、ミスしにくい局面を選択しているからなんです。
本当に見たこともない新手は、閃きみたいものからしか生まれない。
でも、それは、先入観をすべて捨てて考えないとなかなかできない。
(
羽生善治
)
8.
大人は不安要素を回避するあまり、若者をバカにしがちですが、宮本武蔵の『五輪書』を見ても「居つくことは死ぬことなり」とちゃんと書いてあります。
いまの自分に安心して居ついてしまうことは、腐って死んでしまうことなのだから、それが嫌なら変化するしかありません。
(
米長邦雄
)
9.
勝負師にとって闘魂は無論必要だが、それは相手を憎んで徹底的に叩こうとする敵愾(てきがい)心そのものであってはならないと思う。
そうした闘魂では、感情が先走って理智がくらみ、純理を見失い、ついには自分で躓(つまづ)き、自分でころんでしまう。
闘魂は外よりは内に向けられるべきで、邪念を排し正しい道を進むように、我と我が心の戦いに勝つことこそ、ほんとうの闘魂だと信じる。
(
升田幸三
)
10.
一時期強いというのは一時力(いっときぢから)といって誰にでもある。
頂点を維持してこそ強者である。
(
大山康晴
)
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