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今日の
本・書物に関する名言
☆
11月9日
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1.
毎日が本の一頁だと思って、
丁寧に、隅々まで味わって読むのが
一番いいと思う。
(
パール・バック
)
(
Pearl Buck
)
2.
私は香(かおり)をかいだだけで
自分の本の一冊一冊がすぐ分かるのである。
ただ鼻先をページの中につっ込んだだけで、
私にはすべてのこと(=その本にまつわる自分のこれまでのすべてのいきさつ、すなわち思い出)がぴーんとくるのだ。
(
ジョージ・ギッシング
)
(
George Gissing
)
3.
本の文化は、
活字によってではなく
言葉によってつくられ育まれてきた。
言葉というのは
そもそも初めから、
人びとの日常のなかに深く根を張って育ちます。
本の文化は、
日常にないものをつくってきた文化ではないのです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
4.
書物というものを
消耗品として割り切っている版元(はんもと)が、
消耗品としての本を
安く大量に作っていく、
というのが今の(出版業界の)状況でして。
ま、読むに耐えん本が多いですから
それはそれでいいんですが。
(
中島らも
)
(
Nakajima Ramo
)
5.
古本市をのぞいて、
懐かしい本を見て、おもわず手にとる。
その懐かしさを誘うのは、
その本の言葉より、
しばしばその本のもつ雰囲気だ。
(中略)その一冊の本に、
遠いかつての友人を思い出すこともある。
その友人がずっと昔、
その本を持ち歩いていたのだ。
その本の表情に、
そのときの友人の表情がかさなって見える。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
6.
自分から、本を読むということを取ってしまったら、
この(=本に頼らないという)経験の無い私は、
泣きべそをかくことだろう。
それほど私は、
本に書かれてある事に頼っている。
一つの本を読んでは、
パッとその本に夢中になり、
信頼し、同化し、共鳴し、
それに生活をくっつけてみるのだ。
(
太宰治
)
(
Dazai Osamu
)
7.
金というものは
食物のように、
私を通して流れ、
得られるままに費やされ、ふりまかれ、
花や本や美しいものに姿を変えられ、
創造する人々や困っている人々には
贈られるべきものだ。
(
メイ・サートン
)
(
May Sarton
)
8.
批評家の生活は苦しい。
月末の支払いは困難である。
しかし、いつでも、書斎へ入ることはできるし、
棚の上の一冊の本をとり、
それをひらくことはできる。
(
ジャン=ポール・サルトル
)
(
Jean Paul Sartre
)
9.
よごれた古本屋町に
ぼくの思想をぽかぽか温めてくれる
日向(ひなた)のやうな書物はないかと
一軒一軒 むだに尋ねあぐねて
おろおろに草臥(くたび)れてしまつた
ふいにその時
僕は帆前船が欲しくなつた
(
堀辰雄
)
(
Hori Tatsuo
)
10.
書物が書物には見えず、
それを書いた人間に見えて来るのには、
相当な時間と努力とを必要とする。
人間から出て来て文章となったものを、
再び元の人間に返す事、
読書の技術というものも、
其処(そこ)以外にはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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