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今日の
冬の俳句・川柳
☆
7月17日
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1.
寒林(かんりん)に在り寒木(かんぼく)の如く佇(た)ち
(
三橋鷹女
)
2.
白葱(しろねぎ)の ひかりの棒を いま刻む
(
黒田杏子
)
3.
冬の鷺(さぎ)歩むに光したがへり
(
加藤楸邨
)
4.
旅人の外(ほか)は通らず雪の朝
(
向井去来
)
5.
しづけさの寒さにかはるまで椅子に
(
河内静魚
)
6.
躓(つまず)きし石生きてとぶ枯野かな
(
川端茅舎
)
7.
顔寒し電柱は電柱として立てり
(
秋元不死男
)
8.
ここに来るまでの寒さを言い合える
(
宇多喜代子
)
9.
心中に火の玉を抱き悴(かじか)めり
(
三橋鷹女
)
10.
ガラス戸の冬の銀河に寝竦(すく)みぬ
(
下村槐太
)
11.
冬薔薇(ふゆそうび)咲き切る力秘めながら
(
今橋眞理子
)
12.
人事(ひとごと)と思ひし河豚に中(あた)りたる
(
稲畑汀子
)
13.
小説のごとき邂逅(かいこう)冬晴れて
(
三橋鷹女
)
14.
鶴の来るために大空あけて待つ
(
後藤比奈夫
)
15.
やんはりと叱られてゐるおでんかな
(
山本あかね
)
16.
枯木山枯木を折れば骨の匂ひ
(
三橋鷹女
)
17.
西吹ばひがしにたまる落葉かな
(
与謝蕪村
)
18.
漣(さざなみ)のぎらぎらとして冬木(ふゆき)の芽
(
石田郷子
)
19.
破障子(やぶれしょうじ)児(こ)が覗き妻が茶をよこす
(
石川桂郎
)
20.
冬の夜や頭にありありと深海魚
(
大野林火
)
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