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今日の
道徳・倫理・モラルに関する名言
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７月２１日
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1.
道徳的、非道徳的な本などというものはない。
本というのは傑作か駄作かのどちらかだ。
（
オスカー・ワイルド
）
2.
日本軍の指導者の根本的な欠陥は、“肉体的勇気”とは異なる“道徳的勇気の欠如”である。
彼らは自分たちが間違いを犯したこと、計画が失敗し、練り直しが必要であることを認める勇気がないのだ。
（
ウィリアム・スリム
）
3.
自然は道徳と無関係に事を運び、
人間道徳に根本的に背馳(はいち)した人間を作ることが往々あるが、
こういう人間は、
たとえその嗜好を、犯罪を免れて満足させうる好機に恵まれても、
犯罪の恐怖（＝犯罪を犯すことへの恐怖）よりももっと怖ろしい道徳的孤独に心を苛(さいな)まれるにちがいない。
（
三島由紀夫
）
4.
誰からも非難されることもない場所で
「地球そのものの破滅」などを憂慮してみせることが、
倫理的な言語の仮面をかぶった退廃、かぎりない停滞以外の何ものでもないことを
明言しておきたい。
（
吉本隆明
）
5.
道徳とはよいだけでなく、何かの役に立つ。
（
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
）
6.
人情は依存症を歓迎し、義理は人々を依存的な関係に縛る。
義理人情が支配的なモラルである日本人社会は、かくして甘えの瀰漫(びまん)した世界であった。
（
土居健郎
）
7.
物事の判断にあたっては、
つねにその本質にさかのぼること、
そして人間としての基本的なモラル、良心にもとづいて
何が正しいのかを基準として
判断をすることがもっとも重要である。
（
稲盛和夫
）
8.
まことの道は
誰が云(い)ったの行ったの
そういう風のものでない
（
宮沢賢治
）
9.
外人は自分のことのみ主張する。
譲るということは権利の放棄だと思っている。
それほどに彼我(ひが)のモラルと道徳の間には違いがあるのである。
（
出光佐三
）
10.
倫理的にしてはじめて芸術的なり。
真に芸術的なるものは必ず倫理的なり。
（
夏目漱石
）
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