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今日の
忘却の名言
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6月12日
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1.
生き甲斐が絶えぬ人ほど、
死を忘れることにもなる。
(
池波正太郎
)
2.
私は少年時代の目を、
純一無雑な、極(ご)く軟らかなものであると思う。
どんな些(ちょ)っとした物を見ても、
その印象が長く記憶に止(とど)まって居る。
大人となった人の目は、
最(も)う乾からびて、
殻が出来て居る。
余程強い刺撃(しげき)を持ったものでないと、
記憶に止(とど)まらない。
(
泉鏡花
)
3.
自分を上機嫌に保つコツは、
実は二つしかない。
一つは、
他人と自分をくらべて、
どうのこうのと思わないようにしていることだ。
もう一つは、
お金が足りないかもしれないとか、
あの一言はひどいなあとか
いうような心を暗くすることは、
できるだけ忘れてしまうようにすることである。
この二つを身につけるだけで、
人生の悩みのほとんどは
消えてなくなってしまうに違いない。
(
斎藤茂太
)
4.
活字を追って、頁をくって、時間を忘れることは、
やっぱり、間抜けでムダだと思うけれど、
間抜けなことがとても気持ち良かったり、
ムダなことが実はものすごく贅沢なことだったりすることも、
たしかに、ある、のだ。
(
杉浦日向子
)
5.
あなたが残してきたものを思い出しなさい。
あなたがなくしたものは忘れなさい。
(
ロバート・シュラー
)
6.
紙とペン 探す間に 句を忘れ
( 作者不詳 )
7.
三日ほど主婦を忘れて初夏の旅
(
稲畑汀子
)
8.
老化とともにまず固有名詞が、
続いて形容詞が脱落する。
俗にいうミソもクソも、
同じ一語で形容しはじめたら、
顔以上に心の方が古びたと思えばいい。
(
池内紀
)
9.
つらい過去はふりきってしまった方が楽だと、
ついすべての苦い経験は忘却の彼方に追いやってしまいがちだが、
過去ととことん共存することで、
今をやわらかく大事に生きられるのかもしれない。
(
綿矢りさ
)
10.
今日のような、マス・コミュニケイションの時代においては、
社会がひとつの事実あるいは真実を忘れさるということは、
それを忘れさろうとするあらわな努力が、
宣伝の形をつうじておこなわれて
はじめて可能になるとみなすべきでしょう。
(
大江健三郎
)
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