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101−113
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101.
「時」は古典を損傷し、破壊する。
故意の、または故意ならざる原因によって、
どれだけ多くの古典が、
従って古典的精神が
湮滅(いんめつ)に帰したか分らない。
(
池田亀鑑
)
(
Ikeda Kikan
)
102.
何世紀も過ぎ去ってしまうと、
歴史の紆余(うよ)曲折も
遠目には一本の線に伸ばされてしまい、
ぴんと張られた測量師の綱のように見えてくるものです。
(
アレクサンドル・ソルジェニーツィン
)
(
Aleksandr Solzhenitsyn
)
103.
「さび」は、動詞「さぶ」に由来し、
生気や活気が衰え、失われること、
つまり荒れ果てたり、さびれたりすること、
年を経て古びること、
さらには心がすさみ、さびしく思うこと
などを意味する言葉であった。
(
藤田正勝
)
(
Fujita Masakatsu
)
104.
くもりない澄んだひたいに
ふしぎを夢見るまなざしをした子よ
時はとびすぎ ぼくはきみの倍ほども
生きてしまったけれど かまうものか
きみのかわいい笑顔が歓迎してくれるさ
愛をこめて贈るお伽(とぎ)ばなしを
(
ルイス・キャロル
)
(
Lewis Carroll
)
105.
過去を回想すればまざまざと眼に映るのは、
善を行う機会を何度も逃したこと、
多くの時をつまらぬことに浪費してしまったこと、
怠惰と無為に費消した時はもっと多いこと、
などばかりです。
(
サミュエル・ジョンソン
)
(
Samuel Johnson
)
106.
わたしたちは、赤ん坊という「弱い」存在として生まれる。
そのことを、
いつの間にか忘れて、
自分が「強い」、自立した人間であると思いなす。
そして、また、時がたって、
わたしたちは「老い」衰える。
「弱い」ものとなる。
元に戻るのである。
(
高橋源一郎
)
(
Takahashi Genichirou
)
107.
朝が一日の始まりではなく、
夜の終わりなのだと知ってから、
急に月日の流れが速くなったような気がする。
そして年を重ねるごとに
この月日の流れは加速していく。
そんな時、ふと「朝」に出会うと、
つい立ち止まってしまう。
(
吉田修一
)
(
Yoshida Shuuichi
)
108.
二度と帰らぬものは過ぎ去った歳月である。
二度と会うことができないのは死んでしまった親である
(
孔子・論語
)
(
Koushi
)
109.
年月は一日一日が知っていないことを、たくさん教えてくれる。
(
エマーソン
)
(
Ralph Waldo Emerson
)
110.
学びの人生の一日は、学びのない人生の歳月にまさる。
( キューバの格言 )
111.
歳月の流れとともに、物事はふるいにかけられ、思い出の上澄みは取り除かれる
( シヒフレド・サンチェス )
112.
老年の歳月における人生は、
悲劇の第五幕に似ている。
人間は悲劇的な最後が近いことは知っているが、
それがいかなるものであるかは知らない。
(
ショーペンハウアー
)
(
Schopenhauer
)
113.
年をとる。
それはおのれの青春を、歳月の中で組織することだ。
(
ポール・エリュアール
)
(
Paul Eluard
)
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