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今日の
吉行淳之介の名言
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10月20日
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1.
恋愛中も
時計の針は
一分間が六十集まって、
一時間で一まわりすることには変わりはないが、
その一時間を一分間に感じたり
逆に一分間を一時間の長さに感じたりすることが、
しばしば起こる。
いわば「心の上の時間」とでも呼んだらよいのか、
それが速くなったり遅くなったり、
あるいは停止したり波打ったりしする。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
女性のアパートに入りこむのは
相手の内ぶところへ入りこむことで、
それはじつは、(女性側にしてみれば)
相手に内ぶところへ飛込ませることでもある。
紳士たるもの警戒しなくてはならぬ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
一番聞き手の耳に入りやすい話というと、
それは病気の話だそうである。
他人のそばに美人がくっついていれば
嫉妬の気持も起こるが、
他人にくっついている病気にやきもちをやく人もあるまいし、
それに実用上の意味においても
聞き耳たてる興味を持たせるためであろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
別の目的があるならともかく、
たとえお茶を一緒に飲むだけの場合にせよ、
長い時間男と一緒にいなくてはならぬ「あいびき」を、
嫌な相手と約束するわけがない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
要するに男女同権がいかんのですよ。
つまり昔はきちんとプラス、マイナスのバランスがとれていた。
女は大きなプラスをもっているから
マイナスが上にのっけられても、
非常にいいバランスがあった。
いまの女は大きなプラスを知らんで、
上のマイナスだけを取ろうと言い出して、
大きいプラスと小さいプラスになってしまった。
それをわかる必要がない
というのがいまの教育だからね。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
女が、
大人の関係だのなんだのと、
新しい女ふうの物わかりのいいことを言ったからといって、
それを信じちゃ大変なことになるんでしょ、
要警戒。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
権力には勇ましく反抗するが、
医師という権威には弱い人もある。
もっとも、これは
病人として未熟のためであろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
一つの理論によって、
人生が明快に割切れている作品には
詩はない。
アジ風の勇ましい文句は、詩ではなくて、
宣伝ビラの上に書く文字である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
「浮気」という言葉が
「長つづきしない男女関係」
というニュアンスを多分に含んでいるとすれば、
それは「恋」というものの構造自体にも
含まれていることなのである。
したがって、
「本気の浮気」というような言葉も、
存在してよいものなのだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
私の細胞に語りかけてくるところのない作品や人間は、
私にとって無縁のものと判断することにしている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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