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今日の
吉行淳之介の名言
☆
8月24日
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1.
三十歳の人間には、
その年齢でしか咲かすことのできない美しい花があり、六十歳の人間には
六十歳の花がある。
芸術の美とは、そういうものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
動物園の熊、
あれをオリのあいだから棒でつつくと、
カッと怒るだろう。
あれのおもしろさなんてのは、
人間がときどき
相手にほんとのことを言って怒らすのと
似てる感じだね。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
男性というものは、
女性にとって至極わかり易く、
あるいは(そもそも女性は男性を)分かろうなどと考えもせず、
手がかりのつかない絶望感になどは襲われないのではないか。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
女性にとっては、
上手なワイダンをすることは、
よい精神の訓練になるだろう。
ユーモアとか逆説とかを理解する足しになることで、
それらは女性には欠如しがちのものなのだから。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
この人生に虚(むな)しくないことが何かあるだろうか……、
と自分一人で考えるだけでなく、
他人にもその考えを当て嵌(は)めたがる。
人間はみな気を紛らわして生きている、
とおもいたがるのだった。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
人が生きてゆく上で、
一つの時代の風俗の流行に手むかうことは、
なかなか困難なものですよ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
(作家が)社会的関心を持つと、
作品が観念的になってイカン。
作品の中でまず腐りはじめるのは、
そういう部分である。
それと、いわゆる「新しさ」。
この二つの部分から、
作品は腐りはじめる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
誘惑者というものは、
相手を手に入れること自体よりも、
手に入れるまでのプロセスを愉しむものである。
従って、その過程が複雑になればなるほど、
その愉しみも大きくなる。
場合によっては、
わざとそのプロセスを複雑にすることさえある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
追いかけるのは男性である、という。
しかし、まず女性がいきなり逃げはじめる場合がある。
反射的に男性はその後を追いはじめる。
女性はますます速力をはやめ、
ときどき首をうしろへ廻してチラチラと誘いの視線を投げかける。
男性は釣られて後を追いつづける。
そのうち女は
わざと躓(つまず)いたふりをして
地面にうずくまる。
男が追いついて掴まえる。
掴まえられておいて、
女は肚(はら)の中でニヤリとする。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
前の日と同じだとおもっても、
それは前の日のものにそっくりの別のものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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