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今日の
吉行淳之介の名言
☆
7月1日
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1.
女の涙は男の態度を甘くするわけだ。
しかし、甘くなるのは態度だけで、
心まで甘くなることは、
このごろではあまりないとおもわれる。
「よしよし、分かった。
もう泣くんじゃない」
などと慰めながら、
じつは男性は腹の中が煮えくりかえっている場合が多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
一つの理論によって、
人生が明快に割切れている作品には
詩はない。
アジ風の勇ましい文句は、詩ではなくて、
宣伝ビラの上に書く文字である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
女は自分のウソに体ごと溺れ込む。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
女の本質は
煮詰めてゆけば結局同じことになるのだが、
水商売の女とか娼婦とかは、
世の中の良風美俗にツジツマを合わせて生きてゆくのを
諦めているところがある。
そして、その分量だけ、
シロウトの女より人間らしいところがある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
やはり男女というのは、
それぞれに適当な分身をよび合って、
うまく自分の分身にめぐり合えば
幸福になれる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
金があることによって毒される程度の精神では、
金のないことによって
もっと甚(はなはだ)しく毒されるであろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
この人生に虚(むな)しくないことが何かあるだろうか……、
と自分一人で考えるだけでなく、
他人にもその考えを当て嵌(は)めたがる。
人間はみな気を紛らわして生きている、
とおもいたがるのだった。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
最後には、
ある程度広い範囲の共感を掴み得るにしても、
まず狭く狭く追い込まれるのが、
文学にたずさわるものの宿命である。
いや、そういう状態になったところで、
文学というものに対する眼が開くのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
★★★
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
中途半端な賢さというのが、
一番良くない。
賢げな女性というのは、
下司(げす)につながる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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